南鹿児島駅
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南鹿児島駅(みなみかごしまえき)は、鹿児島県鹿児島市南郡元町27番地18号に所在する九州旅客鉄道の駅。
隣接する鹿児島市電の南鹿児島駅前電停についても当記事で記す。電停は鹿児島市南郡元町にある。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 九州旅客鉄道
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。駅開業当初は単式ホーム1面1線を持つ構造で、列車交換は不能であった。鹿児島中央駅側下り線側に初代ホームの痕跡が残っている。
JR九州100%出資の子会社九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅。マルスは無いがPOS端末機の設備がある。
[編集] 鹿児島市電
相対式ホーム2面2線を持つ。隣接して踏切があり、各ホームとの行き来は電車が通過中でない限りいつでもできる。道路側のホームに谷山方面、JR駅側のホームに鹿児島駅前方面の電車が発着する。
両のりばとも車椅子及び、電動車椅子の使用はホーム幅が規定に足りないため不可となっている。また、両のりばに電車接近表示機及びアナウンスがある。
[編集] 駅周辺
駅の裏手は斜面となっており、その上には市内で古くから有数の人気を持つ紫原団地がある。また駅前には奄美出身者がオーナーの大半を占める居酒屋や一杯呑み屋が軒を並べる一角があり、付近の合同庁舎の公務員などが仕事帰りに多く立ち寄る。駅の周辺では交通量の多い幹線道路が短い間隔で幾重にも交差しており、激しい交通渋滞が発生する。周囲の幹線の沿道には外食を中心としたロードサイド店の進出が多く目立ち、終日活気が漲る。
[編集] ポイント及び施設
- 紫原陸橋
- 国道225号線
- 産業道路入口(真砂入口交差点は、鹿児島市の酷い渋滞箇所)
- 志學館中等部・高等部
- 鹿児島市立南小学校
- 鹿児島市立南中学校
- 宮崎太陽銀行鹿児島南支店
- 大勝病院
- 仁愛会病院
- 尾辻病院
- 真言宗最福寺:清原和博や金本知憲が毎冬に護摩業にやってくる。
- 自遊空間南鹿児島店(大型複合カフェ)
- i-cafe鹿児島店(大型ネット喫茶)
- 鹿児島第二合同庁舎:鹿児島地方気象台・第十管区海上保安本部
- 国家公務員宿舎
- びっくりドンキー
- とんかつ浜勝
- ヤマダ電機鹿児島南店
- 春苑堂
- 鹿児島女子短大
[編集] 歴史
- 1912年(大正元年)12月 - 市電駅(当時は鹿児島電気軌道)、競馬場前として開業。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 鉄道駅開業。
- 1956年(昭和31年)10月1日 - 市電駅、南港入口に改称。
- 1967年(昭和43年)1月1日 - 市電駅、南鹿児島駅前に改称。