南郷継正
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南郷継正(なんごうつぐまさ、ペンネーム)は空手家、その独自の「唯物論的弁証法」により武道・空手を科学として解釈した。各学問領域を網羅した哲学者としている。
哲学者の三浦つとむに私淑し唯物論的弁証法により武道本質論、上達論、勝負論など確立。吉本隆明主宰の不定期雑誌『試行』に論文を掲載していた。それは一般論として各方面に巨大な影響を及ぼしている。 また、日本弁証法論理学研究会、主宰として学問誌『学城( ZA-KHEM,sp )』を創刊し、2004年(平成16年)11月8日~9日毎日新聞紙にてしらしめている。日本ではめずらしく「学派」というべき集団を形成する。なお、南郷継正の学城学派の認識学については空手の弟子、海保静子に教唆されたものである。
また、哲学者の国家論の滝村隆一に論文の書き方を教えられるなど親交がある時期もあったようである。
[編集] 武道学
- 武道論(本質論、勝負論)
- 武技論(上達論)
- 人体と武道体論
- 教育論
- 極意論
[編集] 著作
- なんごうつぐまさが説く看護学科・心理学科学生への“夢”講義 (1) 現代社 2006年 ISBN 4874741215
- 南郷継正武道哲学著作・講義全集 第4巻―武道の科学1 現代社 2005年 ISBN 4874741150
- 南郷継正武道哲学著作・講義全集 第6巻―武道の科学3 現代社 2005年 ISBN 4874741207