千葉ニュータウン中央駅
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千葉ニュータウン中央駅(ちば-ちゅうおうえき)は、千葉県印西市にある北総鉄道北総線の駅である。
駅の管理・保守は北総鉄道が行っているが、施設そのものは千葉ニュータウン鉄道が保有している。
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[編集] 駅構造
- 島式1面2線の橋上駅で、ホームへのアクセスとして上りエスカレーターとエレベーターが設置されている。なお、ホーム上には運転間隔が大きくあくことも多いので、待合室が設置されている。
- 駅構内は広く、イベント開催時にはイベントスペースとして使用される。なおコンコースにはコンビニエンスストア(京成電鉄直営)をはじめ、定期券売り場があるほか、改札内には車椅子対応トイレおよび、らーばんねっと(ケーブルテレビ)のモニターが設置されている。
- 2000年7月の印旛日本医大延伸前までは、当駅折り返し電車が存在した。なお折り返し設備は撤去されていないため、現在も非常時等には千葉ニュータウン中央行の電車が稀に見られる。なお、都営5300形をはじめとするLED式行先表示機においては、文字数の制限から“千葉NT中央”(NT=New Town)と表示されている。
[編集] のりば
[編集] 駅周辺
- 千葉ニュータウン
- イオン千葉ニュータウンショッピングセンター
- ジャスコ千葉ニュータウン店
- アルカサール
- 国道464号
- 東京電機大学千葉ニュータウンキャンパス
- アプレシオ
- 社会保険大学校
- 千葉レジャーランド
- 北総花の丘公園
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は2004年度で25,373人、2005年度で 26,320人であり、北総線の中では最も乗降客数が多い。
[編集] 歴史
- 当初は、併設して成田新幹線(東京~成田空港)の「千葉ニュータウン駅」が設けられる予定であったが、同新幹線が建設中止(未成線)になったため実現しなかった。駅横の広大な土地が、その夢の跡を物語っている。
- 今後、2010年に成田新高速鉄道(印旛日本医大~成田空港)が開通する予定で、完成後は同駅に特急が停車予定となっている。また有料特急である「スカイライナー」も、京成本線ではなく北総線を経由することになる。
[編集] 隣の駅
[編集] その他
- 高砂~新鎌ヶ谷が開業して都心へ乗り入れを開始した際、京成高砂駅において京成千葉線の千葉中央駅と間違える乗客が多かった。
- 駅横のスペースには、2010年の成田新高速鉄道線開業を祈り、2010本のバラが植えられている。
- 同駅と小室駅の間には新駅設置用のスペースが確保されているが、周辺の開発が進んでいない事などを理由に現在のところ建設計画はない。