北近畿タンゴ鉄道KTR001形気動車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KTR001形気動車 | |||
---|---|---|---|
KTR001形気動車(けーてぃーあーる - かたきどうしゃ)とは、1990年(平成2年)に製造された北近畿タンゴ鉄道所有のハイデッカー特急形気動車である。
目次 |
[編集] 概要
KTR001+KTR002+KTR003編成(1990年製造)とKTR011+KTR012+KTR013編成(1992年製造)の計2編成が存在し、最高時速は120km/hである。
尚、この2編成は導入時期の違いよって車内の座席の模様が異なっているなどの違いが存在する。
また、KTR011+KTR012+KTR013編成が増備されるまでは、予備車がなく後藤総合車両所検査入場時にはキハ181系3連を代走させて急場をしのいでいた。1999年には新大阪行に転用する際に併結改造(主にジャンパー栓の増設)が実施される。
[編集] 運用
2006年3月18日現在
- 特急タンゴディスカバリー61号・62号・64号(城崎温泉~豊岡間快速列車)・66号・67号
- 快速列車611D・612D・617D(宮津線内)821D(JR線内豊岡より「タンゴディスカバリー」64号)
以下の列車で運用されている。また、宮津線・宮福線内の団体列車や臨時列車とても用いられている。
[編集] 2005年6月19日のダイヤ改正による運用変更
- 「タンゴエクスプローラー」の愛称があり、主に同名の特急列車に使用されるが、2編成共に運転保安装置はATS-SWである為、福知山線のATS-P導入に伴い福知山線内では運行不可能であることに加え、予てからあったJR側の自由席車枠の拡大要請により2005年6月19日のダイヤ改正により暫定的に特急「タンゴディスカバリー」(但し宮津線内での「タンゴディスカバリー」として運用)(天橋立~久美浜・豊岡・城崎温泉)として運行している。
尚、この改正により、福知山線経由特急「タンゴエクスプローラー」はATS-P,SW両対応のKTR8000形4両を使用して運行されている。
今後、嵯峨野線(山陰本線京都駅~園部駅間)全線複線化に合わせて同区間でもATS-P導入が予定されており、今後の動向が注目される。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 北近畿タンゴ鉄道 | 鉄道車両 | 鉄道関連のスタブ項目