北畠駅
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北畠電停(きたばたけでんてい)は、大阪府大阪市阿倍野区北畠1丁目7番地先(住吉公園駅・我孫子道駅方面)もしくは北畠2丁目3番地先、(天王寺駅前駅方面)のもと熊野街道路上にある阪堺電気軌道上町線の停留場。
この駅の北方200m程の地点より帝塚山四丁目駅直前まで、上町線はもと熊野街道上の併用軌道となっているが、この区間は交通量が少なく速度も30km/hに制限されているため、中心市街地を走ることの多い他の路面電車ではあまり見られない独特の趣となっている。また、ここから帝塚山三丁目駅付近までが、 いわゆる北畠帝塚山界隈である。
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[編集] 駅構造
道路上に安全地帯が、上下線斜向かい(住吉公園駅・我孫子道駅方面が北東、天王寺駅前駅方面が南西)に配されている。かつては天王寺駅前方面の安全地帯付近に古風な待合所が設置されていたが、現在は簡易な上屋と椅子に更新された上で若干面積が縮小された。
なお、当該待合室付近には自動販売機が存在する。
[編集] 地名の由緒
1338年(延元3年)、阿倍野合戦で戦死した北畠顕家の墓が当地にあり、「大名塚」と呼ばれていた。江戸時代になると本格的な墓所として整備され、それから当地を北畠と称するようになったという。現在は北畠顕家の墓は北畠公園(阿倍野区王子町3丁目8番地)の中にある。
[編集] 駅周辺
- 大阪府立住吉高等学校
- 大阪市立阪南中学校
- 晴明丘中央公園
- 北畠公園
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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