北海道開拓の村
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北海道開拓の村(ほっかいどうかいたくのむら 英文名称HISTORICAL VILLAGE OF HOKKAIDO)は、札幌市厚別区厚別町小野幌の野幌森林公園内にある。昭和58年(1983)4月16日に開村した明治及び大正時代の建物のテーマパーク。財団法人北海道開拓の村が管理運営している「野外博物館」となっている。
54ヘクタールの敷地に約60棟の歴史的建造物が移築又は再現されており、夏季は馬車鉄道、冬季は馬そりが敷地内を運行している。また、開拓時代当時の年中行事の再現や、当時の遊戯文化や伝統技術の伝承活動も行っている。なお、村内の解説ガイドやぞうりなどのわら細工制作演示活動には、ボランティアが活動している。
[編集] イベント
四季に合わせた様々なイベントを実施しており、伝統遊具づくりを通年行っているほか、大道芸の実演も行っている。 12月には、「冬・むら・ロマン」をテーマに「むらのクリスマス」が開催される。冬至のならわし・カボチャ粥の無料試食、クリスマス礼拝、もちつき、サンタの馬ソリ、松ぼっくりづくり、クリスマスカードづくりなどの行事がある。
[編集] 交通
- 新札幌駅(JR千歳線)と通じている、新札幌バスターミナルからJR北海道バスの「開拓の村」行(22・新22系統 開拓の村線)のバスで約15分程度で、降りるバス停は終点の「開拓の村」である。また、周辺には森林公園駅(JR函館本線)があり、徒歩で20分前後で、バスはこの駅を経由する。