八重洲ブックセンター
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八重洲ブックセンター(やえす-)は、首都圏を中心にチェーン展開する日本の書店である。鹿島建設グループ。鹿島建設社長だった鹿島守之助が赤坂移転後に旧本社跡地に開設した単一店舗としては日本最大の書店である。本好きとして知られた鹿島守之助の指示によりあらゆる書籍を取り揃えるために通常の書店とは異なり買取仕入が主体で120万冊とも云われる膨大な在庫量を誇る。以前は関西や福岡にも進出していたが、撤退している。東京都中央区八重洲、東京駅八重洲口向かいにある八重洲本店が旗艦店舗であり、都内有数の大型書店として知られる。土地柄、ビジネスマンの利用が多いため(そのせいか1990年代前半まで日曜日は休業していた)、ビジネス書の蔵書数は全国随一で、このカテゴリーにおいて、同書店での売上ランキングは最も権威を持つといわれる。また、その他強みを持っているジャンルとしてパソコン関連、各種専門書、文芸書のほか、観光客が多く利用するため、旅行ガイドの蔵書もかなり多い。反面、雑誌やコミックス、婦人書などは一般的な品揃えである。なお、他の支店はそれぞれ立地条件、客層に見合った品揃えをしているので、この限りではない。
なお、プリペイド型電子マネーカードのEdyカードが一部店舗で使用可能となっている。
また、近年はブックカバーに広告を入れることがある。 例として、JT仕様のブックカバー、未成年者の飲酒防止のブックカバーなど。 お客に対して、通常のブックカバー又は、広告入りを自由に選ばせている。(店員による)
[編集] 店舗(2006年05月現在)
- 八重洲本店
- 八重洲地下街店
- 日本橋三越店(Edy不可)
- 汐留メディアタワー店(Edy不可)
- 恵比寿三越店(Edy不可)
- 石神井公園店
- イトーヨーカ堂拝島店
- 横浜関内店
- 京急百貨店上大岡店(Edy不可)
- イトーヨーカ堂葛西店
- イトーヨーカ堂八千代店
- 郡山うすい店(Edy不可)
- 宇都宮パセオ店
- 荻窪ルミネ店