仙台バイパス
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仙台バイパス(せんだいバイパス)は、宮城県岩沼市から仙台市泉区までを結ぶ国道4号・国道6号・国道47号の一部で仙台都市圏を縦断する大規模なバイパス道路。途中、苦竹ICで国道45号と接続する片側2車線(一部片側3車線)道路。
仙台市街地を通る国道4号線(旧道)は、名取市より、仙台市内太白区長町、青葉区五橋などを経由し、国道48号と45号の起点である勾当台公園交点から先、泉区までの区間は宮城県道22号仙台泉線に降格され、勾当台公園前が終点の盲腸支線となっており、この仙台バイパスが国道4号の本線扱いとなっている。
通過する地域によっては“名取バイパス”、“中田バイパス”、“泉バイパス”とも呼ばれているが、いずれも俗称であり正式な名称ではない。
長町から苦竹ICの間には、対向14車線にもなる交差点(この区間の車線数・道幅はもちろん日本一)も存在するが、立体交差でないため車線数の多さがかえって仇となり渋滞の原因となる。
なお、渋滞緩和のため、2007年度を目途に、苦竹ICと山崎立体交差点の間が周辺部の区画整理事業進捗に合わせて現行の片側2車線から片側3車線に拡幅される予定。
[編集] 通過市町村
岩沼市 - 名取市 - 仙台市(太白区 - 若林区 - 宮城野区 - 泉区)
[編集] 特に交通量が多く渋滞の激しい交差点
- 飯野坂(旧道が分岐する交差点)
- 名取市役所入口(県道129号閖上港線との交点)▲
- 田高東▲
- 篭の瀬(仙台市主要地方道90号仙台南環状線と接続)
- 鹿の又(仙台南部道路長町インターチェンジと接続)△▲
- 若林4丁目(県道54号井土長町線との交点)
- 古城
- 蒲町(県道235号荒井荒町線との交点)
- 六丁の目(県道23号仙台塩釜線、通称”産業道路”・県道137号荒浜原町線、通称”新寺小路線”との交点)
- 箱堤(卸町入口、ただし卸町交差点は六丁の目と箱堤の間にある)△▲
- 苦竹インターチェンジ(国道45号との交点、国道6号の終点、国道47号の起点)
- 山崎立体交差点(県道8号仙台松島線、通称”利府街道”との交点)△▲
- 南光台入口▲
- 浦田歩道橋△
- 松森
- 免許センター入口(県道35号泉塩釜線との交点)△▲
- 七北田
- 将監(県道22号仙台泉線の終点)△▲
△印は宮城県渋滞対策連絡協議会が策定した「第3次渋滞対策プログラム」(平成10~14年度)で指摘された主要渋滞ポイント、▲印は同じく「新しい渋滞対策プログラム」(平成15年度~)で指摘された主要渋滞ポイント。渋滞解消に向け(国土交通省東北地方整備局 仙台河川国道事務所)