京極高景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京極 高景(きょうごく たかかげ、文化8年(1811年) - 文久3年7月20日(1863年9月2日))は、丹後峰山藩の第10代藩主。松平忠馮の六男。官位は従五位下。右近将監。
幼名は滝之進。先代藩主・京極高鎮が1834年に死去したため、その養嗣子となって後を継いだ。しかし天保の飢饉で多数の餓死者を出し、さらに天保の改革で商業的な悪影響を受けるなどして、藩政は多難であった。1849年3月7日、子の京極高富に家督を譲って隠居する。1863年7月20日、江戸で死去した。享年53。法号:成徳院行誉高景道完。墓所:京丹後市峰山町吉原の安泰山常立寺。