五代裕作
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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
五代裕作は高橋留美子の漫画「めぞん一刻」の主人公である。アニメの声優は二又一成。
[編集] キャラクター概要
1961年5月4日生まれで高校時代までは新潟県新潟市で過ごし、高校卒業後浪人生として上京。一刻館で生活を始める。部屋は5号室。当初は一刻館の環境に馴染めず何回も「出て行く」と叫んできたが、音無響子が管理人に就任してからは一刻館に住み続けることにした。響子の影響かどうかは不明だが無事大学に合格し、浪人生活は1年で終わる。 この作品は浪人、大学生、社会人となっていく五代の成長物語でもある。
[編集] 経歴
- 1961年5月4日 誕生
- 1980年 一刻館に入居。
- 1980年秋ごろ 音無響子と出会う。
- 1981年4月 私立三流大学に入学。大学では成り行き上人形劇サークルに所属するが、入部当初を除き、ほとんど幽霊部員としてサークルに顔を出さなかった。
- 1981年4月12日 響子が未亡人であることを知る。
- 1982年 響子が三鷹と結婚すると勘違いして家出。(後に戻る。ちなみに結婚したのは三鷹の妹であった。)
- 1983年末 足を骨折して入院。
- 1984年9月 響子の母校であった女子高、「私立桜ヶ丘女子校」に教育実習に行き、国語科を実習した。(音無老人が高校の理事だったためその縁で行く事になった。)
- 1985年3月 大学卒業。就職を予定していた企業、「霞商会」が倒産してしまったために「しいの実保育園」でバイトを始める。
- 1986年4月(推定) 保育園を人員削減でクビになり、友人である坂本の紹介で、キャバレー「バニー」にてバイトを始め、『宣伝部部員(呼び込み)』の他、保育園でのバイトの経験からホステス達の子供の面倒をみる『福利厚生部長(要するに子守り)』の役職を得る。尚、子供達には『ぶちょー』と呼ばれ慕われていた。
- 1986年11月(推定) しいの実保育園の園長がぎっくり腰になり、しいの実保育園への正式な就職が決定する。
- 1987年4月 響子と結婚。
- 1988年4月(推定) 長女・春香誕生。
[編集] エピソード
- 金魚すくいが得意で小さいころは「お祭り裕ちゃん」と呼ばれた。(もっとも一刻館住人にはそれしか特技が無いと言われるが)。
- 高校時代はラグビー部に所属してた。(その影響かかなり打たれ強い)
- 意外と手先が器用で、人形劇サークルに入部した際、芝居に使う人形を作り、部員からの評判も結構良かった。又、キャバレーで子守りのバイトをしていた際も、子供達の為に大きい積み木のおもちゃを作ったりしている。
- 坂本との喫茶店内のシーンから見るように喫煙者だったようだが、いつの間にか止めている。