二間瀬敏史
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二間瀬 敏史(ふたませ としふみ、1953年1月2日 - )は、日本の宇宙物理学者。北海道札幌市出身。
京都大学理学部を卒業後、京都大学大学院航空宇宙工学専攻へ入学。京大大学院では松田卓也に師事したが、相対論の研究を反対されながらも押し通したのでそのまま博士課程には進めず、B・F・シュッツのところへ留学して博士号取得。弘前大学で助教授を務め、現在東北大学教授。著書に相対論・宇宙論関連が多く『なっとくする宇宙論』などがありいずれも定評がある。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『なっとくする宇宙論』(講談社)
- 『図解雑学 宇宙論』
- 『図解雑学 天文学』
- 『図解雑学 時間論』
- 『図解雑学 素粒子』
- 『図解雑学 重力と一般相対性理論』
- 『図解雑学 宇宙137億年の謎』(以上、ナツメ社)
- 『時間の逆流する世界』(丸善 1987年)
- 『だから宇宙は面白い』(平凡社)
- 『時間の本質をさぐる』(講談社 講談社現代新書)
- 『七転八倒アインシュタイン』(大和書房)
- 『タイムマシン論』(秀和システム)
[編集] 共著
[編集] 訳書
- 『ブラックホールと宇宙の崩壊』(P.C.ディヴィス著 岩波書店 1983年)
- 『アインシュタインは正しかったか』(クリフォード・ウイル著 TBSブリタニカ 1989年)
- 『相対論入門 上』『相対論入門 下』(B・F・シュッツ著 丸善)
- 『物理学における幾何学的方法』(B・F・シュッツ著 吉岡書店)