二木啓孝
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二木 啓孝(ふたつき ひろたか、1949年 - )は、『日刊ゲンダイ』ニュース編集部部長。鹿児島県出身。
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[編集] 経歴
明治大学農学部で食品化学(味噌・しようゆ等)を学ぶが、(全学連明治大学代表) 大学側から除籍されたため、明治大学に二木が在学した証拠は無いと言われている。
明治大学除籍後、出版社に勤務。28歳で『週刊ポスト』専属フリーライターとなる。1983年に『日刊ゲンダイ』入社、1995年に現職となる。ブント派を代表する論客でもある。
二木はオウム真理教が起こした一連の事件に関する報道で活躍し、注目を浴びる。現在もその取材活動の手は休まる事が無い。昼出勤、深夜締め切り、翌朝TVやラジオの出演と、非凡なハードワーカーである。休日は、寝貯めする習性がある。
作家で前長野県知事の田中康夫、コリアレポート編集長の辺真一、タレントの愛川欽也などと交友関係がある。また、2004年5月27日にイラクで武装勢力に暗殺されたジャーナリスト橋田信介は、死の直前、二木にメールを送っている。
無類の温泉好きで、「オートバイで関東地区の温泉を鬼のようにまわった」時期がある。将来は、田舎で農業を営み自給自足の生活をするのが夢。 ゲンダイでは主に左派系の記事を担当し保守系の記事を担当する関口や保守系の レギュラーコラムを書く俵孝太郎とは距離をおく。 ああいえば上祐の発案者としても有名である。 保守系政党に対しては罵詈雑言の限りを 尽くすがロス疑惑報道の際にはワイドショーの過熱報道に 釘をさしたり他紙のように三浦和義氏の事実無根のスキャンダルを書かなかった事から 同氏から一目置かれ著書で名指しで特筆すべきこととまで書かれたという逸話もある。
[編集] 出演番組
- テレビ
- 「おはようコールABC」-木曜(ABCテレビ)
- 「ムーブ!」-水曜(朝日放送)
- 「パックインジャーナル」(朝日ニュースター)
- 「やじうまプラス」-金曜(テレビ朝日ほか)
- ラジオ
- 「BATTLE TALK RADIO アクセス」-金曜(TBSラジオ)
- 「くにまるワイド ごぜんさま~」-水曜(文化放送)
- 「キンキンのサンデー・ラジオ」-「やさしすぎるニュース」コメンテーター(文化放送)
- 「中村もときの通勤ラジオ」-「日産ラジオナビ」月曜(KBCラジオ)
- 「本名正憲のきょうもゴゴイチ」-「ゴゴイチ編集部」金曜隔週(RCCラジオ)
- 「Open Sesame!」-「キャッチ・アップ・トゥデイ」コメンテーター(JFN系列)
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『手に取るように政治が分かる本』(かんき出版)
[編集] 共著
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
カテゴリ: 日本のジャーナリスト | 1949年生