九州横断自動車道
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九州横断自動車道(きゅうしゅうおうだんじどうしゃどう)は、長崎大分線(起点:長崎市、終点:大分市)と延岡線(起点:熊本県上益城郡御船町、終点延岡市)からなる国土開発幹線自動車道(国幹道)の法定路線名である。九州横断道と略される。
両路線とも全区間が高速自動車国道の路線として指定されており、営業路線名は長崎大分線の区間が長崎自動車道及び大分自動車道として全線供用中である。延岡線は全線未供用である。(ただし、事実上の供用区間として北方延岡道路がある。)
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[編集] 沿革
- 1965年5月28日 九州横断自動車道建設法施行、予定路線に関する法律案の基準が示される。
- 1966年7月1日 九州横断自動車道として国幹道法の予定路線となる。
- 1987年6月30日 四全総が閣議決定。あらたな高規格幹線道路が策定される。
- 九州中部横断自動車道:御船 - 延岡
- 1987年9月1日 四全総を受け国幹道法改正、予定路線が以下のようになる。
- 1995年11月30日 道路審議会答申、並行する一般国道自動車専用道路による代替が示される。
- 延岡線:北方延岡道路
- 2004年12月25日 国幹会議、新直轄区間選定。
- 御船町 - 矢部町
[編集] 備考
長崎自動車道が全線開通する以前は、佐賀県内区間(当時の開通区間は武雄北方インターチェンジ以東で、長崎県とはつながっていなかった)について長崎道の名称を使うことに同県の反発があったため、法定路線名である九州横断自動車道をそのまま営業路線名としていた。