中舞鶴線
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中舞鶴線(なかまいづるせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線の通称。線路名称上は舞鶴線の支線であった。
京都府舞鶴市にある舞鶴線東舞鶴駅からスイッチバックして入線し、同市の中舞鶴駅までを結ぶ路線であった。中舞鶴線の建設目的は、舞鶴鎮守府の兵員ならびに軍需資材の輸送を主な使命とし、舞鶴港線とともに国策として建設され、1919年(大正8年)7月21日国鉄線として営業を開始した。
戦後も特殊貨物輸送で賑わいを見せたが、その後に国道27号線が整備され、輸送量は減少、国鉄も鉄道の使命は終わったものとし、1972年(昭和47年)11月1日に廃止された。
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[編集] 路線データ
[編集] 沿革
- 1904年(明治37年) 軍港引込み線として開設。
- 1919年(大正8年)7月21日 【開業】新舞鶴~中舞鶴(3.4km) 【駅開業】東門、中舞鶴
- 1939年(昭和14年)6月1日 【駅名改称】新舞鶴→東舞鶴
- 1946年(昭和21年)9月1日 【駅名改称】東門→北吸
- 1972年(昭和47年)11月1日 【廃止】全線
[編集] 接続路線
[編集] 駅一覧
[編集] 車両
国鉄キハ17形気動車(福知山機関区(現・福知山運転所)所属・宮津線(現・北近畿タンゴ鉄道宮津線)と共通運用・1953年製)2両編成
[編集] 廃止後の状況
廃線跡は、舞鶴市道北吸桃山線となり自転車歩行者道路として整備され、多くの市民に親しまれている。また東舞鶴~北吸間にある北吸隧道(トンネル)は1904年(明治37年)に作られたもので、夜間はレトロな照明が当てられる。2002年(平成14年)には国の登録有形文化財に登録されている。