両神山
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両神山(りょうかみさん)は埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境目にあり、秩父山地の北端にある山。標高1,723m。
日本百名山の一つ。山名は、イザナギ、イザナミの神を祀っていることから両神と呼ぶという説、「龍神を祭る山」が転じて両神山となったという説など、諸説ある。古くからの信仰の山。両神神社がある。
地質学的には、両神山の多くの部分はチャート(SiO2 、水晶と同じ)という成分で形成されている。チャートは数億年前に海底に沈んだプランクトン(放散虫)の化石から出来たもので、鉄よりも硬い(硬度7)。
4月下旬から5月中旬、山頂一帯に八汐ツツジが咲き、5月中旬から下旬、アカヤシオが咲く。
八丁峠へ向かうコースは鎖場の名所として有名。そして滑落者が埼玉県最多のコースでもある。
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[編集] 周辺にある宿泊施設・小屋
- 両神山荘
- 清滝小屋
[編集] 隣接する山
- 天丸山
- 南天山
[編集] 関連項目
[編集] 関係団体
- 小鹿野町役場観光推進課
[編集] 外部リンク
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