世界ジュニアフィギュアスケート選手権
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世界ジュニアフィギュアスケート選手権(せかい - せんしゅけん)は国際スケート連盟 (ISU) が行うジュニア世代のフィギュアスケートの世界最高峰の大会である。
1976年、第1回の国際スケート連盟ジュニアフィギュアスケート選手権(ISU junior Figute Skating Championsips) が行われ、1978年に世界ジュニアフィギュアスケート選手権となった。
出場資格は13歳から19歳まで。ジュニア資格を持ちつつ、シニアに進出する選手も少なからず存在する。これらの選手はほとんどの場合はジュニアに戻ることはない。これはジュニアとシニアでは演技内容が異なり、フリープログラムが30秒短くなり、構成を二重に持つ必要が出るためである。このため、シニアで活躍していた選手がジュニアに戻った途端に惨敗することも少なくない。
[編集] 主な日本選手と成績
- 1976年大会(ムジェーヴ) 無良隆志が2位入賞。
- 1982年大会(ミュンヘン) 伊藤みどりが8位入賞(ショート、フリー共に一位)。
- 1983年大会(サラエボ) 伊藤みどりが4位入賞(ショート、フリー共に一位)、結城幸枝が5位入賞(フリー二位)。
- 1984年大会(札幌) 伊藤みどりが日本人初の3位入賞(ショート、フリー共に一位)。
- 1988年大会(ブリスベン) 八木沼純子が日本人初の2位入賞、柏原由紀子が3位。
- 1989年大会(サラエボ) 女子では八木沼純子が2位。男子では鍵山正和が日本人男子初の3位入賞。
- 1990年大会(コロラドスプリングス) 佐藤有香が日本人初の優勝。
- 1993年大会(ソウル) 小岩井久美子が優勝。
- 1994年大会(コロラドスプリングス) 重松直樹が日本人男子初の2位入賞。
- 1995年大会(ブダペスト)鈴木誠一が3位。
- 1996年大会(ブリスベン)本田武史が2位。
- 1999年大会(ザグレブ)竹内洋輔が3位。
- 2002年大会(ハーマル) 男子では高橋大輔が日本人男子初の優勝。女子では中野友加里が2位、安藤美姫が3位。
- 2003年大会(オストラバ) 太田由希奈が優勝、安藤美姫が2位。
- 2004年大会(ハーグ) 安藤美姫が優勝。
- 2005年大会(キッチナー) 女子では浅田真央が優勝。男子では織田信成が優勝。
- 2006年大会(リュブリャナ) 男子では小塚崇彦が優勝。女子では浅田真央が2位。