三河豊田駅
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三河豊田駅(みかわとよたえき)は、愛知県豊田市トヨタ町にある愛知環状鉄道線の駅である。
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[編集] 駅構造
1面1線ホームの高架駅である。用地は2面4線分確保されている。以前は早朝深夜に無人となる時間が存在したが、利用者の増加に伴い現在駅員は終日配置されている。
改札口は岡多線開業時から使用されている場所(自動改札)の他、トヨタ自動車本社への通勤需要に対応し2005年度冬より朝のラッシュ時間帯に限り南側の出口専用臨時改札口の供用が開始された。
- 輸送力増強工事に伴う駅施設の改良
2008年に当駅と新豊田駅との間が複線化された際には、当駅は以下のように改良される予定である。
- 現在片側のみを使用している島式ホームの反対側に線路を敷設し、1面2線のホームとなる。
- 東側のトヨタ自動車本社側に改札口が新設される。
[編集] バス路線
駅前のロータリー内と、正面の車道を渡った先の2カ所に名鉄バスのバス乗り場が存在する。
[編集] 駅周辺
住宅が多い。南側には小規模な商店街が存在する。
[編集] 歴史
- 1937年12月27日 名古屋鉄道挙母線三河豊田駅開業。
- 1959年10月1日 トヨタ自動車前駅に改称。
- 1973年8月30日 名鉄挙母線廃止。
- 1976年4月26日 国鉄岡多線三河豊田駅として、名鉄時代と同じ場所に開業。
- 1988年1月31日 愛知環状鉄道線となる。
余談ではあるが、挙母線時代の当駅は挙母市が豊田市に改称する22年も前、西加茂郡挙母町の時代より「豊田」を使用しており、これは豊田市にある「豊田」と名の付く3駅のなかでは最も古い。