ヴァイラ・ヴィーチェ=フレイベルガ
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ヴァイラ・ヴィチェ=フレイベルガ(Vaira Vike-Freiberga、1937年12月1日 -)は、ラトビアの政治家、大統領、心理学者。
リガ出身。父は、彼女が1歳のときに他界。1944年12月31日、家族でドイツに移住。初等教育は、ドイツ、リューベックのラトビア人難民キャンプの学校とモロッコ、カサブランカのフランス語学校で受けた。1953年、家族でカナダに移住し、銀行で秘書として働いた。カナダで、英語と心理学の学位を受けた。後に、実験心理学の博士号も受けた。1957年から、在外ラトビア人中で青年教育家、民俗専門家として働く。
1965年から1998年まで、モントリオール大学の心理学の教授。彼女は、精神薬理学、心理言語学、科学理論等の授業を担当し、記憶過程と言語、認知過程への薬物の影響の実験的研究を行った。また記号論、詩学、口承文学(ラトビア民謡)の構造分析といった研究を手がけた。
国内外の科学組織で活発に活動し、NATOの「ヒューマン・ファクター」プログラムのカナダ代表、議長として働いた。1989年、ブラジル議会の改憲委員会のカナダ代表顧問として招聘された。
1998年10月19日、ラトビア研究所所長に任命。
1999年6月10日、大統領選に出馬し、6月17日、大統領に就任。
2003年6月20日、大統領に再選。
2006年9月15日、国連事務総長選に立候補を表明。
[編集] パーソナル
夫のイマントは、ケベック大学の情報学の教授、ラトビア情報技術・通信協会総裁。息子のカルリスはラトビア在住、娘のインドラはロンドンで働いている。
ラトビア語、フランス語、英語、ドイツ語、スペイン語を話す。心理学の研究の外、ラトビア民謡の詩風、構造の研究でも有名である。
カナダ王室協会フランス語支部長。ラトビアの三ツ星勲章を受章。
[編集] 外部リンク
- ラトビア大統領ファンクラブ(ロシア人による非公式HP)