レボリューション (ビートルズ)
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レボリューション (Revolution) とは、イギリスのロックバンド、ビートルズの曲。ジョン・レノン作詞作曲。ヴォーカルもジョン。「ヘイ・ジュード」のB面曲。
ジョンのシャウトや、イントロから始まるファズの効いたエピフォン・カジノによるへヴィーなギターが目立っている。なお、カジノはエフェクターを使って歪ませたのではなく、ミキサーに直接繋いで歪ませたものと言われている。外部ミュージシャンも参加していて、ニッキー・ホプキンスはキーボードを担当した。
当初、この曲の完成テイク(第4テイク)は12分に及ぶものであり、テンポもスローなものであった。ジョンはこのテイクのシングル化を望んだが、曲が長すぎること、シングルにしてはテンポがスロー過ぎること等を理由として却下され、シングル用として、アップテンポな形でリメイクされたものである。ちなみに元々のスローバージョンは「レボリューション1」 として、アルバム『ザ・ビートルズ』(通称ホワイト・アルバム)に収録されている。
なお、歌詞に若干の違いがある。元々のスローバージョン(レボリューション1)では 「暴力革命の仲間に入れるなよ(count me out)」と歌った直後に「加えろよ(in)」と歌われているが、このリメイクバージョンでは「暴力革命の仲間に入れるなよ(count me out)」と歌い切っている。レコーディング後に撮影されたプロモーション・フィルム(ヴォーカルのみライヴ録音)では「暴力革命の仲間に入れるなよ(count me out)」と歌った直後に「加えろよ(in)」と歌われている。
[編集] 収録アルバム
[編集] 関連項目
- ビートルズの曲名一覧
- レボリューション1 - スローバージョン
- レボリューション9