ルパン三世の登場人物 (TVスペシャル及び劇場版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ルパン三世』(TVスペシャル)の登場人物はルパン三世 TVスペシャル又は劇場版で登場する人物を列挙している。
本項では、漫画家モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』の劇場版、TVスペシャルで登場した様々な人物を列挙している。
なお、以下にはストーリー内容も含む。また、本項目では名前の判明している人物(一部例外を除く)のみを取り扱う。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 劇場版
[編集] 第一作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』
- マモー:西村晃
- 富士子に賢者の石を持ってくるように依頼した謎の怪人物。その正体はクローン技術によって一万年を生き歴史を影から動かしてきた、次元曰く「並みの人間では到底勝てねえ化物」。表では世界の富の3分の1を支配している大富豪ハワード・ロッグウッドとして考古学の発掘を手がけている。本体は130代目にあたる巨大な脳。
- ゴードン:柴田秀勝
- フリンチ:飯塚昭三
[編集] 第二作『ルパン三世 カリオストロの城』
- クラリス(クラリス・ド・カリオストロ):島本須美
カリオストロ皇国の皇女。カリオストロ家に伝わる「銀の山羊の指輪」の所有者。カリオストロ伯爵と婚約をする事になっていたが、非道な行為を行い続ける伯爵に反発し、婚礼衣装の仮縫いの隙を突いて脱走。カリオストロ伯爵の部下達が運転する特殊車から逃げていた際に、ルパンと出会い助けられるが、再び捕らわれる。実はルパンとは幼少の頃に出会っており、駆け出しだった時のルパンがカリオストロ城から逃げて負傷していたのを助けた事があるが、クラリス本人は覚えておらず、ルパン自身もクラリスに再会するまですっかり忘れていた。結婚式の日に、変装したルパンによって助け出されるクラリスであったが、クラリスはルパンと共に行く事を望んでいた。しかし、自由になったクラリスを犯罪の世界に入れたくなかったルパンは、クラリスに別れを告げるのであった。
- ラザール・ド・カリオストロ(カリオストロ伯爵):石田太郎
カリオストロ皇国を支配する伯爵。カリオストロ家に伝わる「金の山羊の指輪」の所有者。表向きでは、紳士的な人物を装っているが、裏では本物以上といわれた偽札「ゴート札」製造のシンジケートを取り仕切っている。2つの指輪に秘められたゴートの秘宝を手に入れるべくクラリスとの政略結婚を行おうとするが、偶然にもルパンによって「銀の山羊の指輪」が奪われてしまい、クラリスを奪還しようとするルパンからの挑戦状を受けたカリオストロ伯爵は、ルパンを待ち構える。一度はルパンを撃退する事に成功し、銀の指輪を手に入れるものの、結婚式の日に再度侵入して来たルパンによって、クラリスと二つの山羊の指輪を奪われてしまう。時計塔の頂上でルパンと対峙したカリオストロは、指輪の謎を突き止め、ルパン達が地下水路に向かって落下した後、時計塔にある山羊の目の窪みに指輪を入れるものの、時計塔の仕掛けによって、長針と短針に挟まれ死亡する。
- ジョドー:永井一郎
- グスタフ:常泉忠通
- 庭師の老人:宮内幸平
- カール
[編集] 第三作『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』
- ロゼッタ:塩沢とき
- マルチアーノ:カルーセル麻紀
- コワルスキー:大塚周夫
- ウィリー:おぼん
- 陳:こぼん
- キャラメール:平野文
- チンジャオ:潘恵子
- ザクスカヤ:吉田理保子
- サランダ:戸田恵子
- ラザーニア:島津冴子
- サム:緒方賢一
- タルティーニ:藤城裕士
[編集] 第四作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』
[編集] 第五作『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』
[編集] 第六作『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』
[編集] TVスペシャル
[編集] 第一弾『バイバイ・リバティー・危機一発!』
[編集] 第二弾『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』
[編集] 第三弾『ナポレオンの辞書を奪え』
[編集] 第四弾『ロシアより愛をこめて』
- ジュディ・スコット:佐々木優子
- ニューヨークの某会社に勤める会社員。実は『ロマノフ家最後の謎』、アナスタシア皇女の子孫。
- ラスプートン:大木民夫
- アメリカ大統領がお忍びで来る位有名な予言者。本人曰く『イカサマ坊主だがテレパシーは本物』で、次元の射撃を完璧に見切ってしまい彼を恐怖に陥れる。だが、ルパンの『無心戦法』に破れて射殺された。グリゴリー・ラスプーチンの末裔。
- ドンビーノ:大塚明夫
- ラッキー・マクドナルド:石塚運昇
ラッキー・・アンラッキー・・・。という台詞が有名。
[編集] 第五弾『ルパン暗殺指令』
- カレン・クオリスキー:田中敦子
ロシアの科学者で、大学の教授。ルパン達はイワノフの操縦を教えてもらうために彼女を連れ去った。キースがルパン達に向けて銃を撃った際、それた弾が彼女に命中し、次元の腕の中で絶命した。かつて父親を次元によって殺されたと言い、自分の手で復讐を遂げようとしていたが、結局最期まで次元を殺すことはなかった。
- ジョン・クローズ:野沢那智
武器密輸の頂点とも言える、「ショット・シェル」のボス。ルパン達の奪った原子力潜水艦「イワノフ」を手に入れようとしていた。ルパン達を抹殺しようとしたが失敗、イワノフをルパン達から奪うことに成功するものの、あらかじめイワノフに積み込まれていた爆弾が破裂、イワノフと共に海底に沈没し、死亡したと思われる。
- キース・ヘイドン:石塚運昇
ICPOの一員で、実はショット・シェルの秘密社員でもある。銭形に変わってルパン捜査に専属することになった。ICPOからはルパン抹殺を命じられ、ルパン達を追い詰めるが、次元の迎撃によって重傷を負い、ルパンに頭を打ち抜かれ死亡。
[編集] 第六弾『燃えよ斬鉄剣』
- 陳 珍忠:滝口順平
- 香港を牛耳るマファアのドン。斬鉄剣の材料となった特殊合金の謎を狙い、手に入れた後はその合金でコーティングした戦闘機でニューヨークを爆撃しようと企む。はげ頭のエロ親父。
- 柘植の幻斎:銀河万丈
- 陳の部下で伊賀流の忍者。何人も何人も影武者がいる。
- 桔梗:松井菜桜子
- 五右衛門の同門で、プラトニック・ラブの相手だった。ところが、再会するまでに陳の部下となっており、最後は一騎打ちをすることに。
[編集] 第七弾『ハリマオの財宝を追え!!』
- アーチャー卿:中村正
- 口ひげの生えたダンディーな老紳士。自らを007のモデルと豪語している。
- ダイアナ:岡本麻弥
- アーチャー卿の孫娘。
- ラッセル:鈴置洋孝/田中真弓
- 表向きはロイド保険の経営者だが、裏ではハリマオの財宝を狙う世界規模の秘密結社ネオハトラーの首領。銭形曰く「指名手配中のカルトマニア」。かなりのホモで、首領の時には変声機で女の声に変えていた。ルパン達を追い詰めるが、不二子にキスされて狂乱したところを反撃され、最終的には偶々そこに居合わせた銭形に逮捕される。
- ゲーリング:天田益男
- ハリマオ:楠大典
- 第二次世界大戦で猛威を振るった義賊。名前はマレー語で虎の意味を持つ。
[編集] 第八弾『トワイライト☆ジェミニの秘密』
- ララ:久川綾
- ゲルト族再興を図る結社のメンバー。実は王家の末裔であり、トワイライトの残り半分を持っていた。
- ドルーネ:森山周一郎
- ヨーロッパ暗黒外の総元締め。寝たきりとなった現在でも『裏社会で起きた事件の半分は彼につながっている』といわれる大物。若い時分はゲルト族の英雄だった。
- ジャン・ピエール:菅生隆之
- ICPOの本部長。ルパン逮捕を激励する為、わざわざモロッコにやってきた。先祖はゲルトの天敵だったイゴ族の英雄。
- 貞千代:野沢那智
- フリーランスの殺し屋で、現在はゲルト復興を図る怪しげな結社に雇われている。かつては五右衛門の同胞だった。オカマ。
- モロッコ警察署長:藤本譲
- 権威主義者の情けない爺さん。イゴ族出身。
- ブルトカリー巡査:北村弘一
- モロッコの警察署に勤める老いた警官。実はゲルト族で、本名は『カリ』。
- 長老:峰恵研
- ゲルト族の長老でトワイライトの一件を仕組んだ黒幕。実の息子が、怪しげな結社を作った事を嘆いていたが・・・。
[編集] 第九弾『ワルサーP38』
[編集] 第十弾『炎の記憶~TOKYO CRISIS~』
- 一色まりや:林原めぐみ
- 雑誌記者。『アクアポリス』の特集記事を作る関係で銭形警部と出会い、行動を共にする。過去に父親を殺されているが、ショックの為その記憶はあいまい。予知能力者。
- マイケル・スズキ:山寺宏一
- 日系人の青年実業家・・・に見えて、実はバイオテクノロジーを悪用した生物兵器で荒稼ぎをもくろむ死の商人。まりやの父を殺した張本人だった。
- ゴンドウ:山寺宏一
- 鈴木のボーディーガード。怪力の大男で、トレーラーでルパンと戦った際は惜しい所まで追い詰めている。いつの間にか鈴木が化けていた。
[編集] 第十一弾『愛のダ・カーポ~FUJIKO'S Unlucky Days~』
- ロザリア:戸田恵子
- トレジャーハンターを生業としている女性。バートンの娘でもある。
- バートン:森山周一郎
- 某国の化学省長官。オルゴンエネルギーを利用し、世界中の気象をコントロールしようと企む。
- ナザロフ:千葉繁
- バートンに雇われた殺し屋。テーピングの変装術に長けている。下劣な笑い声が特徴。不二子に岡惚れし、猛烈なアタックを試みる。
- 古美術商:青森伸
- ロザリアの取引相手。その正体はナザロフであり、ロザリアを巧妙に誘導して『コロンブスの卵』を奪い取ってしまう。
- ロザリアの父:楠大典
- 幼い頃生き別れたロザリアの父。その正体はバートン。昔は妻の命を懸命に救おうとしていた。
[編集] 第十ニ弾『1$マネーウォーズ』
- サンディ:松本梨香
- ルパンが幸運のブローチをプレゼントすると約束したバーの歌手。
- シンシア・クレーモフ:小山茉美
- 巨大銀行BOW(バンク・オブ・ワールド)の若き女性頭取。産油地域に戦争を起こし経済の独裁を目論む。
- アレクセ・ナビコフ:中田譲治
- シンシアに雇われた傭兵。
[編集] 第十三弾『アルカトラズコネクション』
- テリー・クラウン:石田太郎
- 銭型と行動を共にするニューヨークの刑事。その正体はシークレット7のボス。
- アンディ:大塚明夫
- シークレット7の幹部。自らをマシンガン・ケリーの子孫と言っている。
- 黄(ホワン):滝口順平
- シークレット7の幹部でチャイニーズマフィアのボス。かなりの拷問マニア。
- ハイエナ:立木文彦
- シークレット7の幹部。次元とは昔因縁があったらしい。自称「歩く武器庫」。
- スーザン:沢海陽子
- シークレット7の紅一点。売れないモデルのフリをして五右衛門に近づいた。2丁マシンガンを使う。
- アレジ:緒方賢一
- シークレット7の幹部。科学者で一万mの水圧にも耐えられるアルカポネ2世号を開発していた。
- ルキノ・マルカーノ:松井範雄
- 元シークレット7幹部。ルパンに深海の調査データを盗まれたことを正当化しようとして、テリーに射殺された。
- マックス:池田勝
- ミラー:出光元
[編集] 第十四弾『EPISODE:0 ファーストコンタクト』
- ガルベス:森山周一郎
- マフィアのドンで『クラム・オブ・ヘルメス』の(当時の)所持者。次元を雇い、ルパンの抹殺を図るが、結果的に二人の出会いのきっかけを作ってしまう。
- シェイド:咲野俊介
- ガルベスの用心棒で『掃除屋』。S.A.Aなどと言う古風な武器を扱う割には早打ちの名手。ブラッドを殺した張本人。
- ブラッド:小杉十郎太
- ルパンの当時のライバルで売り出し注の泥棒。ルパンも出来なかった『クラム・オブ・ヘルメス』の奪取に成功するが、直後シェイドに射殺される。ルパンが不二子と出会うきっかけを作った。
- ジョージ刑事:永井一郎
- 窓際族の老刑事。ルパンが銭型警部と出会うきっかけを作る。
- クロフォード本部長:池田勝
- 当時のロス市警本部長。権威主義者で、ルパンが彼に化けた際殴り倒されてしまう。
- ハンス・ダラハイド:大木民夫
- 大富豪。『クラム・オブ・ヘルメス』を開ける唯一の鍵(斬鉄剣)の当時の所持者であり、ルパンが五右衛門と出会うきっかけを作る。
- エリナ:朴璐美
- 記者。次元に張り付き、ルパン一家結成の謎を探るが、本当か嘘か解らない情報を掴まされてケムに巻かれる。
[編集] 第十五弾『お宝返却大作戦!!』
- マーク・ウィリアムス:八奈見乗児
- ルパンのライバルであった老泥棒。その死に際し、ルパンに残したメッセージが事件の引き金となる。
- イワン・クロコビッチ(ラッツ):山寺宏一
- グルジアマフィアのドンで、せこい手で荒稼ぎする事からついたあだ名がドブネズミを意味する『ラッツ』。ゲーリングモデルのルガーを愛用。
- トカレフ:北村弘一
- ラッツの執事的存在で、緊急時にはボディーガードも勤める。愛用の拳銃はマカロフで、次元に名前と掛け合わせたギャグのネタにされた。
- ミーシャ:五十嵐麗
- ラッツの組織専属の殺し屋でラッツ本人に言わせると『弾除け』。マウザーM712を愛用し、ルパン一味と戦うまで無敗を誇っていたらしい。
- アニタ:りの
- マークの姪で駆け出しの建築家。スランプ状態にあったが、ルパンや五右衛門と接するうちにそれを脱した。
- アントニオ・ガウディ:松岡文雄
- いわずと知れた名建築家ご本人。聖家族教会にある仕掛けを施し、その鍵としてトリックダイヤを作った。
[編集] 第十六弾『盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~』
- レベッカ・ランバート(ベッキー):浅川悠
- 十数年前、ルパンと期間限定でコンビを組んでいた女族『キャット』の娘。ルパンの模倣犯罪(コピーキャット)を起し、その過程でルパンと接触するうちに母の死の真相を知る。
- ジョセフ・マルコビッチ:中田浩二
- ゴロワーズを愛煙するマフィアのドン。かつてアルカトラズから脱獄した事があるらしい。不二子を誘拐し、ルパンに『ブルズアイ』を盗ませるがその本当の狙いは・・・。
- ブライアン・マーフィー:青野武
- ICPOの次長。だが、裏ではマルコビッチと結託し『ブルズアイ事件』を起していた食わせ物。ルパンの盗品コレクションを狙うがルパンに逆襲され、結局懲役850年の刑に処せられる。
- ランバージャック:八奈見乗児
- ルパンと昔なじみの機械工。ベッキーの親代わりを勤めていた。
- サンタナ:入江崇史
- マルコビッチの部下その1。イングラムM11等を愛用するガンマンだが、その主義は『当たれば良い、当たれば』で次元を呆れさせた。最後は次元に射殺される。
- 白竜:水内清光
- マルコビッチの部下その2。青龍刀の使い手であり、例え剣がなくなっても指弾を使って攻撃が出来る。五右衛門相手に善戦するが、最後には泥沼に誘い込まれて敗北。
- ドルクルス:品川徹
- マルコビッチの執事。怪力の持ち主であり、終盤で不二子と対戦するが殴り倒されてしまう。
[編集] 第十七弾『天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~』
- エミリー・オブライエン(スパイダー・エミリー):松井菜桜子
- 新米の刑事で銭型の相棒。しかしその正体は反米テロ組織ブラッティエンジェルズの首領。ルパンに泣いて許しを乞おうフリをして射殺しようとしたが逆に撃たれて死亡した。
- ポイズン・ソフィ:能登麻美子
- ブラッティエンジェルズの幹部。毒殺のプロ。ボスの事を話そうとしてエミリーに射殺される。
- ボンバー・リンダ:新井里美
- ブラッティエンジェルズの幹部。重火器、爆発物のプロ。粉塵爆発で死亡。
- レディ・ジョー:浅野まゆみ
- ブラッティエンジェルズの幹部。ジークンドーの達人。普段は男性を装っている。女性の姿になってからは、対戦車ライフルを使用していた。ICPOに逮捕される。
- 辻斬りカオル:田中敦子
- ブラッティエンジェルズの幹部。居合い切りの達人。妖刀紅桜を使用する。五右衛門に勝負を挑み折れた紅桜に刺されて死亡した。
- 東甚五郎:永井一郎
- 有名な刀磨ぎ師であるが、妖刀紅桜を作ってしまった後悔から、仕事から足を洗っていた。
- 珍幻斎:穂積隆信
[編集] 第十八弾『セブンデイズ・ラプソディ』
- ミシェル・キューイック:伊瀬茉莉也
ガズの娘で警備会社『MIX』の社長令嬢。家庭を顧みようとしない父親、ガズの悪行を知り、ルパンに協力を頼もうと家出。ガズに雇われている殺し屋達に追われていた所をルパンによって助け出され、ルパンに巨大ダイヤモンド「女神の涙」を盗むよう依頼する。家一つを一括購入できる『ブラックカード』を所有しており、父親には「男とホテルは一流のを選べ」と教わっている為、その金遣いは不二子以上に恐ろしく荒い。ルパンと行動を共にする事で、父親が「N.D.W.」を利用して世界を支配しようとしている事を知り悲しみに暮れるが、殺されたと思っていた父が、バンコクの国際病院に収容されているのを知り、父親の元へ戻る決意をする。ルパンに個人的な興味を持つようになり、携帯番号やメールアドレスを聞こうとしたが、教えてはもらえなかった。最後には「10年後に私をあげる」とまでいっていた。ちなみに16歳の割には、かなりの巨乳。
- ガズ・キューイック:津嘉山正種
世界でも名高い巨大警備会社『MIX』の社長。元傭兵であり、階級は大佐。ライアットとは、旧知の仲で、彼はガズの部下であった。表向きでは警備会社を装っているが実態は民間軍事会社(Private Military Company)であり、裏では、ダイヤの中にニトログリセリンを圧縮した危険な最新鋭兵器、通称「N.D.W.(ニトロ・ダイヤモンド・ウェポン)」を始めとする化学兵器の開発を行っていた。娘のミシェルに甘い割には、家庭を顧みようとしない冷酷な人物で、妻の死を見取るよりも仕事の方を優先する程である。アメリカ大統領がオークションで競り落とし、ホワイトハウスに展示されるはずであった巨大ダイヤ「女神の涙」をN.D.W.とすり替え、世界を裏から操る「女神の涙作戦」を実行に移そうとするが、今まで行ってきた悪事の数々の報いを受けるかのごとく、ライアットに裏切られた上に、『MIX』社長の座も追われる。ライアットのショットガンによって重傷を負うが、命は取り留めており、バンコクの国際病院に収容された。
- ライアット:立木文彦
元傭兵の殺し屋。かつてはガズの部下であり、次元ともその時に出会っている。南アフリカ某国の反政府テロ組織から王を守るべく雇われていた際、王の娘であるジェニーを国外へ逃がそうとしたが、彼女を守りきることは出来ず、死なせてしまった過去を持つ。ショットガンを愛用しており、常にショットシェル(散弾銃の弾丸)を身体中に巻きつけている。ガズから「N.D.W.」の資料を奪うべく次元と手を組むが、裏では社長の座を狙う『MIX』の副社長やダノンとも手を組んでいた。「女神の涙」を手に入れるべく、次元を利用して邪魔なルパンと相打ちさせようとするが、失敗。MIXの本社にて、ミシェルを人質にして取り返された後、ガズが密かに用意していた隠しシェルターを利用して逃げようとするが、女神の涙とすり替えられたN.D.W.の爆発によって、ダノンと共に爆死する。
- 副社長:玄田哲章
世界でも名高い巨大警備会社『MIX』の副社長。元傭兵であり、その時からガズの部下であったが、裏ではライアットと内通しており、社長の座を狙っていた。ガズが重傷を負いバンコクの病院に収容された後、事実上『MIX』の社長に就任。「女神の涙作戦」の指揮を執った。
- ダノン:秋元羊介
キューイック大佐の部下。不二子に接近して「女神の涙作戦」に利用、警官隊に不二子を追わせ、そのどさくさに紛れて女神の涙を奪取する。その後、MIXの本社でルパンと、怒り心頭の不二子と対決するがかろうじてライアットとともにシェルターへ逃げ込む。だが、彼の持っていたダイヤはルパンの手によってNDWとすり返られており、ライアットとともに爆死した。
- ファイヤー:咲野俊介
ボール型の小型火炎放射器を愛用する殺し屋。ルパン曰く「何でも燃やしたがる下種野郎」だとか。最後は次元を殺そうとするが、乱入してきた不二子に愛用の火炎放射器を奪われ自身がこんがりと焼かれる。ルパンには「チキンハート」とともこき下ろされれていた。
- ジェニー:安藤麻吹
南アフリカ某国の皇女。ライアットとともに国外脱出を図るが失敗して爆死。次元と愛し合っていたようだ。なお、その時かろうじてライアットだけが生き延びたために次元の逆鱗に触れ、その後命を狙われるはめに。
- ワシントン
ニューヨークの競馬で人気No.1の競走馬。ルパンに「雌馬とのデートをセッティングしてやる」と買収され、ルパンの手足となり彼の逃亡を助けた。
カテゴリ: ルパン三世TVスペシャル | ルパン三世の登場人物 | ルパン三世 劇場版 | アニメの登場人物の一覧 | 映画の登場人物