ホーク (ミサイル)
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MIM-23 ホーク(MIM-23 Hawk - Homing All the Way Killer)は、アメリカ合衆国のレイセオン社が開発した地対空ミサイルである。1960年代に開発され、現在でも西側各国で採用されている。
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[編集] 概要
主に低高度で侵入してくる航空機等に対処する為の誘導弾で、セミアクティブ・レーダーホーミング方式により目標を感知し撃墜する。
現在では、改良を行なった改良ホーク(Improved HAWK)が使用されている。改良に際して当時の最新技術を取り入れ、有効空域の拡大、迎撃可能目標の拡大、撃墜率、信頼性の向上を図っている。
[編集] 日本での運用
三菱電機・東芝がライセンス生産を行い、陸上自衛隊が地対空誘導弾改良ホークとして配備・運用しており、1965年(昭和40年)度以降、毎年秋頃に米ニューメキシコ州のマクレガー射場にて射撃訓練を行っている。
[編集] 歴史
基本型ホークが昭和52年度から改良ホークへと換装された。昭和57年度からは改良ホークの改善I型が配備され、昭和62年にはI型よりもECCM能力などを改良したII型、平成3年度には測距レーダー、情報調達中枢、中隊統制中枢を中隊指揮装置として1つにまとめたIII型の配備が進められた。現在では後継として国産開発された03式中距離地対空誘導弾への更新が進められつつある。
[編集] 構成
- パルス捕捉レーダー
- 高出力イルミネーターレーダー
- 測距レーダー (I型、II型)
- 情報調達中枢 (I型、II型)
- 中隊統制中枢 (I型、II型)
- 中隊指揮装置 (III型)
- 発射機 (誘導弾最大3発搭載)
[編集] 諸元
- 全長:約5.00m
- 直径:約350mm
- 重量:約600kg