プラトニックチェーン
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『プラトニックチェーン』は、渡邊浩弐によるショートショート、およびそれを原作としたアニメ、漫画。「週刊ファミ通」(エンターブレイン)において連載された。全100話。
アニメはフル3DCGで作成され、2002年10月より全24話がテレビ放映された。
漫画は遠野ヤマによって「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)において連載された。さらにそれを元にした長編小説『晴れときどき女子高生 プラトニックチェーン』がある。
また、スクウェア・エニックスからはアンソロジーコミックも出版されている。
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[編集] 登場人物
漫画版と長編小説版では、主要3人のキャラクターは両作品でほぼ同一だが、フルネームはそれぞれで異なっている。集英社特設ページ中のウェブトークによれば、リカ、ナルミ、カヤノの3人は先にキャラクターが決まっており(これ以前にもそれぞれがショート・ショートに登場することがあった)、長編小説版を書き始めたときは、漫画版と設定に差が出てくるかもしれないと考えて名前を変更したという。しかし、結局差は出なかったようで、「どうやら同一人物のようですね」ともコメントしている。ただし、漫画と長編小説では3人の出会いがそれぞれ異なっており、同じ時間軸上にある話ではない。3人のキャラクターと世界観を共有したパラレルワールドのようなつくりになっている。
[編集] ショートショート版
[編集] 漫画版
- リカ(雛木 リカ)
- ナルミ(天野 成美)
- カヤノ(茅野 ひとみ)
[編集] 長編小説版
- リカ(比奈紀 利香)
- ナルミ(成宮 まの)
- カヤノ(眸 かやの)
[編集] アンソロジー
スクウェア・エニックスから『プラトニックチェーン Selected Stories』というタイトルで、全3巻が発売されている。様々な作家が参加しており、連載漫画を担当した遠野ヤマも参加している。