プラッシー
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- プラッシー(ぷらっしー、PLUSSY)は、清涼飲料水のブランド名。この記事で説明。
- 1757年インドでイギリス東インド会社とベンガル土侯・フランスの連合軍の勢力争いがあったベンガル地方の地名、プラッシー(Plassey)。戦いについてはプラッシーの戦いを参照。
プラッシー(ぷらっしー、PLUSSY)は、ハウスウェルネスフーズ(旧武田食品工業)が発売している清涼飲料水のブランド名。
1957年に武田食品が設立された当初から、主として米穀店と自動販売機を中心に販売されていた飲料で、オレンジ果汁入り飲料(ビタミンP)にビタミンCをプラスしたことから、それに引っ掛けて「プラッシー」というブランドが確立した。「C1000タケダ」などビタミンCを含有する類似商品に力を入れだしたため販売数量は減少したが、復活を望む声や世の健康志向から1998年にリニューアル新発売。今度は米穀店だけに限らず、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでも販売を行っている。
古くには武田が販売流通に弱かったため米穀店に絞り、主食の米に不足な栄養素を、補ってもらおうとしてビタミンCの入った飲料プラッシーやマリンカ(りんご果汁入りの炭酸飲料)を主に米穀店にて販売していた。
種類は瓶・缶含めて、オレンジ、つぶつぶプラッシー、グレープ、サワーアップル、プラッシー50があったが、現在はニュープラッシーのみ販売。 1カートンで1個グラスがついて来る。
1980年頃には、当時人気アイドルだった甲斐智枝美(故人)がCMに起用された。このため、彼女の歌う「CCCCビタミンC~、CCCCプラッシ~♪」というCMソングが脳裏にこびりついている30代後半以上の視聴者も数多くいるはずである。