オレンジ
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オレンジ | |||||||||||||||||||||
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オレンジの収穫 |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Citrus aurantium,Citrus sinensis | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
オレンジ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
orange |
オレンジ(orange)はカンキツ(柑橘類)の一種。スイートオレンジ(アマダイダイ、学名Citrus sinensis OSBECK)とサワーオレンジ(ダイダイ、学名Citrus aurantium)の総称だが、日本では通常前者を指す。転じて、だいだい色のことをオレンジ色という。
原産地はインドのアッサム地方。中国を経てリスボンに伝わり、世界中に伝播した。 現在の主産地はアメリカ、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコなど。 日本での栽培はそれほど多くなく、国内流通品の大部分はアメリカのカリフォルニア産である。
果皮、果肉共にオレンジ色(橙色)で多汁質。適度な甘味・酸味をもち、香り高い。 生食用のほか、ジュースの原料として利用され、またカモなどの肉の料理にソースとして用いられる。 中東では、花弁を蒸留して得られる液体「オレンジフラワーウォーター」を菓子や飲み物の香りづけに用いる。
果皮と袋(じょうのう)が密着して離れにくいのが特徴。
[編集] 成分
主成分として4-6%のショ糖と0.7-1.2%のクエン酸を含む。
ビタミンCを40-60mg/100g前後、ビタミンA効力を10-42IU/100g前後含む。
遊離アミノ酸として、アスパラギン、アスパラギン酸、プロリン、γ-アミノ酪酸、アルギニンなどを多く含む。
[編集] 品種
スイートオレンジの品種には、普通オレンジ(common orange)、ネーブルオレンジ(navel orange)、ブラッドオレンジ(blood orange)などがあり、普通オレンジとネーブルオレンジの栽培がもっとも多い。日本独自の交配品種として福原オレンジがある。ブラッドオレンジの原産地はイタリアであるが、日本では高級品とされ、主にジュースの原料となる。その名の通り、真っ赤な色のジュースとなる。
- 普通オレンジ品種群
- 早生種
- ハムリン(hamlin)
- パーソンブラウン(parson brown)
- サルスチアーナ(salustiana)
- 福原
- 中生種
- パインアップル(pinnapple)
- シャムーティ(shamouti)
- 晩生種
- バレンシア(valencia)
- ペラ(pera) など
- 早生種
- ネーブルオレンジ品種群
- ワシントン(washington)
- トムソン(tomson)
- ナベラーテ(navelate)
- バイアニーニャ(bihianinha)
- 鈴木
- 丹下
- 清家
- 福本 など
- ブラッドオレンジ品種群
- サンギネロ(sanguinello)
- タロッコ(tarocco)
- モロ(moro)
- マルチーズブラッド(maltese blood)
- サンギネリ(sanguinelli)
- ドブレヒナ(doblefina) など
[編集] 関連項目
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