ブロードウェイ・メロディー
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ブロードウェイ・メロディ The Broadway Melody |
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タイトル画面 |
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監督 | ハリー・ボーモント |
製作 | ハリー・ラプト |
脚本 | サラ・Y・メイソン |
出演者 | チャールズ・キング アニタ・ペイジ ベッシー・ラヴ |
音楽 | ナシオ・ハーブ・ブラウン |
撮影 | ジョー・アーノルド |
配給 | MGM |
上映時間 | 2時間7分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
次作 | 踊るブロードウェイ (1935) |
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『ブロードウェイ・メロディ』(The Broadway Melody)は、1929年のアメリカ映画。MGMミュージカルの第一作目の作品であり、第2回アカデミー賞作品賞受賞作。初のトーキー映画による受賞作でもあると共に、初の全編トーキーによるミュージカル作品となった。他、監督賞と主演女優賞(ベッシー・ラヴ)でも候補となっている。
この映画は興行的にもヒットし、続編として1935年に「踊るブロードウェイ」、1937年に「踊る不夜城」、1940年に「踊るニュウ・ヨーク(踊るニューヨーク)」の3本が製作されている。1929年当時はトーキー映画の草創期であり、性的表現の規制が強くなった時期でもあった。そのため、楽しさ溢れる歌と音楽、肌が露わになったセクシーな衣装を着た踊り子たちの健気な色気は、この映画の大きな売り物となったのである。
映画史的にも、この作品のテーマである「舞台裏もの」は、レビュー劇場の楽屋話を骨子として、その間に豪華な舞台場面を展開するという構成は、その後も延々と生き続けるジャンルとなった。
後にMGMミュージカルの名作を数多く製作することとなるアーサー・フリードが、一度聞いたら耳に残る印象的なテーマ曲の作詞を手掛けている。
トーキー初期の作品であるため、大きなカメラは頑丈な防音箱の中に入れられ撮影されたと推定され、各ショットもフルショットやバストショットがほとんどであり、現在の目で見るとやや視覚面では単調に陥りやすいことも印象深い。
[編集] ストーリー
田舎からブロードウェイにやってきたヴォードヴィル出身のクィニーとハンクの姉妹は、ふとしたきっかけで知り合った人気歌手のエディを同時に好きになり、大いに悩むことになるが…
[編集] キャスト
- アニタ・ペイジ - クィニー
- ベッシー・ラヴ -ハンク
- チャールズ・キング - エディ
- ケネス・トンプソン - ジョック
- メアリー・ドーラン - フロー
[編集] 外部リンク
The Broadway Melody (1929) - Internet Movie Database
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