フライ
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フライ(fry, fly)
- 揚げ物料理 - 本稿を参照
- 埼玉県行田市の名物料理 - 行田のフライを参照
- 野球で、高く打ち上げられた打球 - 飛球を参照
- 釣りで用いる毛針 - 本稿を参照
- ロジャー・フライ・・・イギリスの画家・批評家 - ロジャー・フライを参照
- ゲルハルト・フライ・・・ドイツの数学者 - ゲルハルト・フライを参照
- 英語でハエの意。
[編集] 料理におけるフライ
料理におけるフライ(Fry)とは、食材を高温の油で揚げること。 英語では少量の油で片面ずつ焼く場合も含め油を用いて熱する調理法をフライと呼ぶ。例えば日本でいう目玉焼きは英語ではfried eggである。炒めることはstir fryである。日本では、たっぷりの高温の食用油に食材をくぐらせる場合にフライという言葉を使うが、この場合、英語ではdeep fryと呼ばれる。詳細は揚げるの項にゆずる。また、豚カツのようにパン粉を衣として揚げた料理(カツレツ)のことを、フライの前に材料名を冠して、海老フライ、牡蠣フライ、鯵フライなどと呼ぶ。詳細はカツレツの項を参照。
[編集] 釣りにおけるフライ
釣りにおけるフライ(Fly)とは、疑似餌の一種で釣り針に直接動物の毛や羽毛などで装飾を施し、自然の中で魚が捕食している小動物に似た形にしたもの。この場合のフライはカゲロウやトビケラ、カワゲラなどの水棲昆虫を主に指し、幼虫時に水中ですごす「ヤゴ」「蛍」等の、幼生時から羽化の瞬間、成虫時までを模した疑似餌の総称。