ナニワトモアレ
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ナニワトモアレは、南勝久原作の漫画作品。「週刊ヤングマガジン」で連載中。
[編集] あらすじ
1990年代前半の大阪と泉州地区を舞台にした漫画で、大阪環状線を走る走り屋たち(登場する人物は自分自身を暴走族と言っている)を描いた作品である。
台詞は全編関西弁で(泉州弁)で書かれており、時折駄洒落や下ネタが入りつつ、 作者自身も環状族だった為、実体験に基づくリアルなエピソードもある。
[編集] 登場人物
- グッさん
- 愛車…日産・シルビアS13(Q's→後にK'sにエンジン換装)
- 主人公。トリーズンに所属していたが脱退。マーボとハマダ、サトシを誘い新たにスパーキーレーシングを立ち上げた。
- マーボ
- 愛車…トヨタ・スプリンタートレノ(AE86)→日産・スカイライン(R31 GTS-R)
- グッさんの友人でケンカっ早い性格。最初はヒゲさんから譲ってもらったトヨタ・スプリンタートレノ(AE86)に乗っていたが、事故で廃車にしてしまった。 その後、日産・スカイライン(R31のGTS-R)に乗る。
- ヨネ
- グッさんやマーボの連れ。アダルトビデオマニアのプー太郎。後に居酒屋・きみちゃんでアルバイトを始める。 童貞(後にお口だけは体験)
- ヒロ達の引退パレードの日、眉毛を剃られ剃り込みを入れられ超凶悪な人相になる。 引退パレードの間はマーボ命名の偽名、司場一太郎(シバ・イタロウ)を名乗ることになる。
- トモ
- 愛車はトヨタ・カローラレビンのAE92。かなりの女ったらし(しかもブス専) 現在4人の彼女がいる。 雑誌の文通コーナーでは、ブラックリストに扱われている。
- バカ殿
- 名前は不明。顔つきがバカ殿(おそらく志村けんが演じているバカ殿様がモデル)に似ているためこのあだ名がついた。 トモの彼女。
- てるみ
- 別名・ダダ(ウルトラマンの怪獣、ダダに似ている。)トモの彼女の1人。
- ミホ
- 別名・女子プロ。 トモの彼女の一人でジュンコの友人。
- ミユキ
- ジュンコやミホの友人。 看護学校に通っている。
- ユリコ
- 別名カブトムシ(髪型がカブトムシにそっくりなため) ミホやジュンコ、ミユキの友人。
- ヒロ
- 愛車…ホンダ・ワンダーシビック
- グッさん達の先輩でトリーズンの元会長。中古車店の店長をしている。 怒らせたらヤクザより怖い。
- ゼン
- ヒロやヒゲと同期。 ケンカが強い。 前世はティラノサウルスと公言している。必殺技はハンコ。異様に打たれ強い。アンペアとの抗争(別名・一ヶ月戦争)の時は間違いなく彼が主役だった。好物はローソンの、カラアゲくんのレッド。
- マサキ
- ユキを拉致しようとしたチンピラ。 その後、ゼンの手下にされる。ゼンのいない所では、かなりの悪さをしているが、ゼンを見かけると逃げ腰になってしまう。
- ヒゲさん
- ヒロやゼンの同期。 マーボにトヨタ・スプリンタートレノを譲った。 男気があり面倒見のよい人物。後にミズキと付き合う。
- シン
- トリーズンの元メンバー。 結婚を機にトリーズンを抜けた。
- ユキ
- グッさんの元彼女。 過去にナイトホークの会長キヨシとケン坊に強姦された苦い過去をもつ。 それ以前にナオキと付き合っていたことがある(ナオキは高校時代の同級生) ナオキのプロポーズを受けて結婚するため、グッさんと別れた。
- ジュンコ
- 看護師。 マーボの元彼女。 彼女はマーボが走り屋をすることに反対していた(その後マーボとは別れた)
- ユウジ
- 愛車…日産・シルビアS13(K's)→ホンダ・グランドシビック
- トリーズンの二代目会長。 ハジメの事故した時に彼も壁に車をぶつけてしまい全損に。それを機会にグランドシビックに乗り換えた。 尚、彼のシルビアのエンジンはグランドシビックに乗り換えた後、グッさんのシルビアに載せられた。
- ミカ
- ユウジの彼女。
- ヨシノブ
- オンラッシュのリーダー格(彼が所属しているオンラッシュは、リーダーを置いていない)
- シゲさん
- グッさんやマーボの職場の先輩。 チャック全開なんて気にしない。
- マスター
- 居酒屋「きみちゃん」の店長。 暴走族が嫌いで、マーボ等に族狩りをさせる。結構えろい。
- キヨシ
- ナイトホークの会長。ゼンに敗れてから薬物に走った。 ユキに薬物を使って強姦したことがある。 その後薬物の影響で精神病院に入院した。
- サトシ
- 元ナイトホークの一員。グッさんには名前を「サトウ」と間違えられる。 ユキに好意を持っていた。 グッさんに誘われてスパーキーレーシングに参加する。
- ヒゲ
- サトシの連れ。トリーズンのヒゲとは別人。
- ケン坊
- 元ナイトホークの一員でプラウドレーシングに所属。キヨシと共にユキを強姦したことがある。
- ナオキ
- 愛車…ホンダ・CR-X
- プラウドレーシングの二代目会長(現在は引退) 以前ユキと付き合ってたことがあるが一旦別れる。その後、元ナイトホークの二人組に陥れられそうになっていたユキを助ける。 その件がきっかけでナオキとユキは復縁。 ナオキのプロポーズを受けて、ユキはグッさんと別れ彼と結婚することになる。
- ハジメ
- ナオキの後輩。 プラウドレーシングの三代目会長になったが事故で命を落とした。
- チカ
- ハジメが好きだった女性。ハジメに告白されたとき一旦は振ったものの、ハジメを男性として意識し始めていた。 しかしその矢先ハジメは事故で死んでしまう。 スナックのチーママをしておりユキをバイトに誘った。
- オヤッサン
- ハジメの父親。チカのお店の常連。
- ゴウ
- アンペアのメンバー。タツオとつるんでいた。
- タツオ
- 通称タッツン。アンペアのメンバー。一ヶ月戦争でゼンに倒される。
- カン
- アンペアのメンバー。過去にナオキに助けてもらったことがあり、ナオキの事を信頼している。抗争が終わった後、アンペアの四代目会長に就く。愛車はワンダーシビック。
- タモツ
- アンペアの会長(三代目) 子供ができてからはほとんど引退状態だった。愛車はRX-7(SA22C)抗争が終わった後、カンにアンペアの会長を譲り引退した。
- タク
- 愛車…トヨタ・カローラレビン(TE27)
- 自分自身のケンカが、抗争に発展してしまった事に責任を感じていた。 ハジメが亡くなった後、プラウドレーシングをまとめていた事と、自分のケジメをしっかりつけようとしていた事がナオキに認められ、ナオキからプラウドレーシングの四代目会長に指名される。
- ショウコ
- タツオたちに強姦されそうになったところをゼンに助けられる。
- ハマダ
- タツオ達に請われて、アンペアについていたが、タツオがやられてからはゼンについた。その後ゼンの舎弟となる。 蹴り技が得意で必殺技には「ドラゴンポテトドッグキック」「ドラゴンマイペニスクラッシャーフィッシュ」などがある。
- ヒロ達が引退した後はグッさんとマーボに誘われスパーキーレーシングに参加する。
- ノブ
- 特別編に登場した人物。愛車はトヨタ・MR-2(AW11)
- テツ坊
- 別名テッポー。ヒロやヒゲ、ゼンと一緒にトリーズンを結成したときのメンバー。あるきっかけでヒロたちと対立し、トリーズンを抜けてしまった。ゼンとは小学校からの付き合い。必殺技は手刀でカレーが好物。 グッさんとマーボに倒される。 マツダ・RX-7(FC3S)に乗っていたがトリーズンから手を引いた時に売却した。
- ヨシミ
- ミホの中学時代の同級生。顔や仕草がシルビアに似ている。最初はグッさんに好意を持っていたが、グッさんらの策略でトモの彼女になる。
- ミズキ
- ミユキの姉。走り屋に興味を持っている。愛車はトヨタ・カローラレビン(AE86) ヒロ達の引退パレードの後、ヒゲと付き合い始める。
- ツヨシ
- 別名Uヒゲ(ヒゲがU字に生えているため) 元々はテツ坊の一派で不意打ちの名人。 新リーダーのユウジと折り合いが悪かった。グッさんとは犬猿の仲。
- テツヤ
- ハマダの後輩。中学生にシンナーを売り捌いていた。
- ナツ
- テツヤの幼なじみの女子高校生。 巨乳。
[編集] 関連項目
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