ドントレル・ウィリス

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ドントレル・ウィリス（Dontrelle Wayne Willis , 1982年 1月12日 - ）はアメリカメジャーリーグ、フロリダ・マーリンズ所属の左腕投手。カリフォルニア州オークランド出身。ハイキック投法から投げるので、メキシコの怪童フェルナンド・バレンズエラによく似ているといわれる。別称、D・トレイン。

2000年にドラフト8巡目（全米223位）指名でシカゴ・カブスに入団。2002年 3月27日にフロリダ・マーリンズへ移籍。2003年 5月9日メジャーデビュー、8連勝を含め、14勝を挙げオールスターへ初出場、ナショナルリーグ新人王、同年のマーリンズのワールドシリーズ制覇に貢献した。2004年は2年目のジンクスにはまったが、2005年シーズンは22勝10敗の好成績を挙げた。

投球時に右足を極端に高く蹴り上げ、体を大きくひねって、サイド気味にリリースする独特のハイキック投法から投げる。年々バランス向上のため右足の上げ幅を小さくしている。手元で小さくスライドするツーシーム、大きなスラーブ、チェンジアップを主な武器とする。またトリッキーな投法に惑わされがちだが、制球力も良い。

打撃にも非凡なものがあり、時として代打に起用される事もある。2005年9月22日ニューヨーク・メッツ戦ではスティーブ・レンコ（モントリオール・エクスポズ）以来32年振りの“7番・投手”として出場、ペドロ・マルティネスから安打を放った。

本塁打記録：2003年1本、2004年1本、2005年1本、2006年3本

[編集] WBC2006の大戦犯

2006 ワールド・ベースボール・クラシックには米国代表として出場。

しかし、明らかに調整不足でカナダ戦では2回2/3で5失点、韓国戦においても3回で3失点と2005年シーズンの片鱗すら見せることができずにノックアウトされた。米国代表が2次予選で敗退した主犯として、打ではアレックス・ロドリゲス、投ではウィリスが挙げられるほどだった。

[編集] 獲得タイトル

ナショナルリーグルーキー・オブ・ザ・イヤー:2003年
最多勝利:2005年（22勝）

[編集] 年度別成績

[編集] 投手成績

年度	チーム	勝利	敗戦	防御率	試合	先発	セーブ	イニング	被安打	失点	自責点	被本塁打	四球	奪三振
2003	FLA	14	6	3.30	27	27	0	160.2	148	61	59	13	58	142
2004	FLA	10	11	4.02	32	32	0	197.0	210	99	88	20	61	139
2005	FLA	22	10	2.63	34	34	0	236.1	213	79	69	11	55	170
2006	FLA	12	12	3.87	34	34	0	223.1	234	106	96	21	83	160
Total	'	58	39	3.44	127	127	0	817.1	805	345	312	65	257	611

[編集] 打撃成績

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	四球	三振	打率	出塁率	長打率
2003	FLA	27	58	2	14	2	0	1	4	0	3	8	.241	.279	.328
2004	FLA	40	74	5	15	2	1	1	3	0	4	17	.203	.244	.297
2005	FLA	40	92	14	24	4	0	1	11	0	3	13	.261	.289	.337
2006	FLA	35	64	8	11	0	1	3	10	0	6	13	.172	.243	.344
Total	'	142	288	29	64	8	2	6	28	0	16	51	.222	.265	.326

2006 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表

監督バック・マルティネス | 項 |

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