トヨタ・カレン
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カレン (ST206 / ST207 / ST208) | |
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製造期間 | 1994年 – 1998年 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ |
エンジン | 3S-GE型 直4 2.0L 180PS(AT:170PS) 3S-FE型 直4 2.0L 140PS 4S-FE型 直4 1.8L 125PS |
トランスミッション | 5MT/4AT |
駆動方式 | FF |
全長 | 4490mm |
全幅 | 1750mm |
全高 | 1310mm |
車両重量 | ZS:1170kg XS:1130kg FS:1130kg TS:1110kg (それぞれMT車の重量。AT車は+30kg、4WS付車は+30kg、サンルーフ付車は+10kg) |
先代 | - |
後継 | - |
姉妹車 | セリカ カリーナED コロナEXiV |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
カレン (CURREN) は、トヨタ自動車が、かつて、一代限り生産していた乗用車で、ハッチバッククーペのST200系セリカをベースにした、5人乗りの2ドアノッチバッククーペモデルである。
北米向けセリカ ノッチバックのフロント周りを、オーソドックスなスタイルに変更したモデル。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] ST20#系 (1994年-98年)
1994年(平成6年)1月に登場。前述のとおり、このモデルしか生産されていない。旧ビスタ店(ネッツ店)のみで販売されており、事実上ビスタ店のセリカと考えてよい。実生産台数は44,686台。
車両形式は ST206 (ZS, XS, FS)、ST207 (XSツーリングセレクション)、ST208 (TS) の3種類。搭載されたエンジンは2ℓまたは1.8ℓの直列4気筒 DOHC。いずれのエンジンにも5速マニュアルトランスミッションまたは4速オートマチックトランスミッションが組み合わされた。
XS, FS には経済性を重視したハイメカツインカムの 3S-FE が、走行性能にこだわった ZS にはスポーツツインカムの 3S-GE が、TSには1.8ℓエンジンの 4S-FE が搭載された。XSには4WS仕様のモデル、XSツーリングセレクションが、 ZS にはスーパーストラットサスペンション仕様のモデル、ZSスポーツセレクションがあった。
1995年(平成7年)のマイナーチェンジにより、フロントバンパーの意匠変更、テールランプのスモーク化、リヤワイパーの設定、アルミホイールの切削光沢化、ベーシックグレードの FS が TS に置き換えられるなどの変更が行われた。
[編集] 車名の由来
「現代の」「時流に乗った」という意味の英語 current をもとに作られた造語。