ゼンデン現象
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ゼンデン現象(Zenden Phenomenon)は、サッカー用語。
ゼンデン現象とは、本来ウイングのプレーヤーが、サイドバックの人材不足、或いはウイングの人材余剰によって無理矢理サイドバックを任せられる現象である。また、ウイングでなく、攻撃的なサイドアタッカーであってもこの現象名で呼ばれることがある。 この現象を発現した選手は監督との軋轢を生む事が多い。元チェルシーのダミアン・ダフはその顕著な例の一つである。 またこの現象によって生まれたサイドバックは総じて守備力が低く、そのまま監督からの信頼を失い他チームへ放出される可能性が高くなる。(ダフはこの現象を発現後、ニューカッスル・ユナイテッドに放出されている)
その選手とサイドバッグとの相性等を全く気にせず、足が速いからという理由だけでゼンデン現象させられる選手も年々増加しており、大きな問題となっている。