セコニック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 178-8686 東京都練馬区大泉学園町7-24-14 |
電話番号 | 03-3978-2325 |
設立 | 1951年6月16日 |
業種 | 精密機器 |
事業内容 | 光学機器・計器製造 |
代表者 | 代表取締役社長 荒井宏 |
資本金 | 15億300万円 |
売上高 | 単独:107億円 連結:172億円(2006年3月期) |
従業員数 | 単独:230名 連結:501名(2006年3月31日) |
決算期 | 3月末日 |
主要子会社 | 福島セコニック、函館セコニック |
外部リンク | 株式会社セコニック |
株式会社セコニック(SEKONIC Corporation)は東京都練馬区に本社を置く日本の精密機器メーカーである。
目次 |
[編集] 概要
1951年の成光電機工業創業以来、写真用露出計を主力商品としてきた。かつては、8㎜映写機等も手掛けていた。また、光学機器・計器の技術を活かしてOMR・OCR装置や監視カメラの製造を行っている。1971年に小西六(後のコニカ、現・コニカミノルタ)からの複写機の受託生産を開始して以来、この分野の比重が大きくなっている。かつてはコニカ資本も入っており、実質上コニカの生産子会社であった時期もあるが、コニカのミノルタ買収・経営統合に伴い資本提携を解消している(露出計分野での独禁法回避の為)。その後はCBCの傘下に入る。 それ以降もコニカミノルタとの関係は深いが、コニカミノルタの発足により図らずもかつて露出計の分野でライバルであったミノルタとの繋がりを持ったことになる。
その露出計により資本関係がなくなった訳だが、コニカミノルタのコンシューマ向けカメラ・写真事業の売却・撤退に伴い、コニカミノルタが露出計から撤退したのも皮肉な話である。 ちなみにコニカミノルタの露出計事業はなぜかセコニックには引き継がれず、ケンコーに売却された模様(公式発表は無し)。
[編集] 沿革
- 1951年6月 - 東京都豊島区に成光電機工業株式会社を設立。
- 1959年6月 - 東京都練馬区(現、本社所在地)に東京工場を開設。
- 1960年8月 - 社名を現在の株式会社セコニックに変更。
- 1963年5月 - 東京証券取引所第2部上場。
- 1965年11月 - 長野県北安曇郡池田町に池田工場を開設。
- 1971年5月 - 小西六写真工業(後のコニカ、現・コニカミノルタ)の複写機の受託生産を開始。
- 1993年1月 - 生産機能を池田工場に集約。
- 2000年4月 - 池田工場を安曇野事業所に名称変更。
- 2000年4月 - コニカ東京事業場八王子(現・コニカミノルタ東京サイト八王子)の複写機生産ラインを八王子事業所とする。
[編集] 事業所
- 本社
- 東京都練馬区大泉学園町7-24-14
- 安曇野事業所
- 長野県北安曇郡池田町池田2714
[編集] 子会社
- 株式会社福島セコニック
- 本社・沢田工場
- 田島工場
他に海外現地法人として下記2法人がある。
[編集] 都民農園セコニック
本社は練馬区大泉学園町だが、本社最寄りの西武バスの停留所「都民農園セコニック」の所在地は隣接する埼玉県新座市栄である。また、同地にあるスーパーマーケットいなげや大泉学園店の建物に当社のロゴが入っているのは旧東京工場の用地の一部を使用したためである。
泉麻人はバスの行先表示で見られるその停留所の名称から、ヨーロッパ風の農園を想像していたことを述べている。なお、都民農園セコニック停留所から大泉学園駅方向に南下した練馬区大泉学園町内には「都民農園」停留所があり、都民農園セコニック停留所を発着・経由するバスは全てこの都民農園停留所も経由する。
なお、西武バスの行先表示での都民農園セコニックの英字(ローマ字)表記は"TOMINNOEN SEKONIKKU"である。
カテゴリ: 企業関連のスタブ | 日本の精密機器メーカー | 東京都の企業 | 東証二部上場企業