ジョン・ウェイン空港
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ジョン·ウェイン空港 | |||
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IATA:SNA - ICAO:KSNA | |||
概略 | |||
空港種別 | 公共 | ||
運営者 | オレンジ郡 | ||
受け持ち | カリフォルニア州サンタアナ市 | ||
海抜 AMSL | 56 ft (17 m) | ||
位置 | 北緯33度40分32秒西経117度52分05秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | 全長 | 表面 | |
ft | m | ||
1L/19R | 5,701 | 1,738 | 舗装 |
1R/19L | 2,887 | 880 | 舗装 |
ジョン・ウェイン空港(John Wayne Airport、またはOrange County Airport) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡にある四つの都市、サンタアナ、アーバイン、コスタメサ、ニューポートビーチに隣接した空港である。ロサンゼルス国際空港やロングビーチ空港等とともに、南カリフォルニアの空の交通の中枢を担っている。空港コードはSNA(IATA)またはKSNA(ICAO)である。
目次 |
[編集] 特徴
1923年からの歴史を持つ空港である。当初の名はオレンジカウンティ空港(Orange County Airport)であったが、1970年にオレンジ郡が、アメリカの代表的な俳優であり、郡の住居者であったジョン・ウェインを称えてジョン・ウェイン空港と改名した。しかし、現在も名残でオレンジカウンティ/サンタアナ(Orange County/Santa Ana)が名称に用いられることがある。
主にアメリカ国内線のみを扱っており、アメリカ西部の主要都市をはじめ、東・中央方面やハワイにも便が出ている。日本への便はない。
空港の規模のわりに滑走路が短く、ジェット機は短距離離陸を行うため滑走開始前にスロットルを全開にし、着陸時にはほぼ毎回エンジンの逆噴射を利用する。また離陸延長線上にある高級住宅地への騒音防止への配慮として、離陸直後には一定の高度まで高角度で急上昇をするなど、特徴的な飛行動作を見ることができる。
年間約850万人の利用客、1万5千トンの貨物がこの空港を通過し、小型機も含み25万回近くの離着陸が行われている。
ディズニーランド(アナハイム)から最寄の空港であり、距離は約14マイル(22.5Km)である。
[編集] 航空管制
CLR | 118.0MHz 121.85MHz |
GND | 120.8MHz EAST 132.25MHz WEST |
TWR | 119.9MHz(RWY 01R/19L) 126.8MHz(RWY 01L/19R) 379.9MHz 128.35MHz[0615-2300] |
SOCAL APP | 121.3MHz |
SOCAL DEP | 128.1MHz |
CTAF | 126.8MHz |
ATIS | 126.0MHz |
UNICOM | 122.95MHz |
[編集] 航空保安無線施設
局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
SEAL BEACH (VORTAC) | VOR | 115.70MHz | SLI |
RIVERSIDE | VOR | 112.40MHz | RAL |
COMPTON | NDB | 378 | CPM |
[編集] 航空会社/ターミナル
ジョン・ウェイン空港のターミナルは地上2階建て、1階が到着ロビー、2階が出発ロビーとなっている。一直線上にターミナルAとターミナルBが連なっている。
[編集] ターミナルA
- アラスカ航空(オークランド、ポートランド、シアトル)
- アメリカン航空(シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース、サンノゼ、セントルイス)
- コンチネンタル航空(ヒューストン、ニューアーク)
- デルタ航空(アトランタ、シンシナティ/ノーザンケンタッキー、ソルトレイクシティ)
[編集] ターミナルB
- アロハ航空(ホノルル、カフルイ、コナ、リノ/タホ、サクラメント)
- フロンティア航空(デンバー)
- ノースウエスト航空(ミネアポリス/セントポール)
- サウスウエスト航空(シカゴ/ミッドウェー、ラスベガス、フェニックス、サクラメント、サンノゼ)
- ユナイテッド航空(シカゴ/オヘア、デンバー、サンフランシスコ)
- USエアウェイズ
- アメリカウエスト航空運用(ラスベガス、フェニックス)
- メサ航空運用(フェニックス)
[編集] 外部リンク
空港情報 (KSNA) |
空港情報(worldaerodata.com) | 定時航空気象(METAR) | 飛行用飛行場予報(TAF) | 定時航空気象 |