ジェローン・クラッベ
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ジェローン・クラッベ(Jeroen Krabbé,1944年 - )はオランダ・アムステルダム出身の俳優である。祖父も父親も画家、母親は作家という家庭に生まれる。
オランダで1980年代にポール・ヴァーホーヴェンの作品した後、アメリカに渡ってハリウッド映画に出演するようになる。「007 リビング・デイライツ」や「逃亡者」の助演で注目されるようになる。
自身も絵を描き、個展を開いたこともある。またこれまで2本の映画を監督しており、2001年の"The Discovery of Heaven"は高い評価を得た。
兄のティムは作家、息子のはテレビ司会者となった。
[編集] 主な出演作品
- 4番目の男 De Vierde man (1983)
- ジャンピン・ジャック・フラッシュ Jumpin' Jack Flash (1986)
- 007 リビング・デイライツ The Living Daylights (1987)
- パニッシャー The Punisher (1989)
- ロビン・フッド Robin Hood (1991)
- KAFKA/迷宮の悪夢 Kafka (1991)
- 逃亡者 The Fugitive (1993)
- カストラート Farinelli (1994)
- 不滅の恋/ベートーヴェン Immortal Beloved (1994)
- ロルカ、暗殺の丘 The Disappearance of Garcia Lorca (1997)
- 娼婦ベロニカ Dangerous Beauty (1998)
- エバー・アフター Ever After (1998)
- 理想の結婚 An Ideal Husband (1999)
- ふたりのトスカーナ Il Cielo cade (2000)
- オーシャンズ12 Ocean's Twelve (2004)