シアー・ハート・アタック
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シアー・ハート・アタック | ||
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クイーン の LP | ||
リリース | 1974年11月8日 (UK) 1974年11月12日 (US) |
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録音 | 1974年7月 - 9月 Trident, Wessex, Rockfield and Air Studios |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 39分 9秒 | |
レーベル | EMI (UK) ハリウッド・レコード (US) |
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プロデュース | クイーン , ロイ・ベイカー | |
レビュー | ||
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クイーン 年表 | ||
クイーン II (1974年) |
シアー・ハート・アタック (1974年) |
オペラ座の夜 (1975年) |
シアー・ハート・アタック(Sheer Heart Attack)は、イギリスのロックバンド・クイーンの3枚目のアルバム。
目次 |
[編集] 解説
クイーンは自分たちの世界を本国イギリス、日本についで、大国アメリカへと広げていった。 本アルバムは、彼らの音楽が初めてアメリカで受け入れられたと言ってよい1枚である。 ジョン・ディーコンの作った曲が収録され始めたのもこのアルバムからである。
メンバーのインタビューでは「前作までの2枚のアルバムと本アルバムの冒頭の2曲とで、当時のクイーンとしてやりたいことの全てをやり尽くした」という内容のコメントもあった。また、ギターのブライアン・メイが肝臓病を患ったため、本アルバムに収録された数曲はギターパートを抜いて(後に付加される前提ではあるが)録音された。
[編集] 発売日
[編集] チャート最高順位
[編集] 収録曲
[編集] Side A
- ブライトン・ロック - Brighton Rock (May) - 5:08
- キラー・クイーン - Killer Queen (Mercury) - 2:57 *
- テニメント・ファンスター - Tenement Funster (Taylor) - 2:48
- フリック・オブ・ザ・リスト - Flick of the Wrist (Mercury) - 3:46 *
- 谷間のゆり - Lily of the Valley (Mercury) - 1:43
- ナウ・アイム・ヒア - Now I'm Here (May) - 4:10 * (シングルカットされた当初の邦題は「誘惑のロックン・ロール」)
[編集] Side B
- 神々の業 - In the Lap of the Gods (Mercury) - 3:20
- ストーン・コールド・クレイジー - Stone Cold Crazy (Deacon/May/Mercury/Taylor) - 2:12
- ディア・フレンズ - Dear Friends (May) - 1:07
- ミスファイアー - Misfire (Deacon) - 1:50
- リロイ・ブラウン - Bring Back That Leroy Brown (Mercury) - 2:13
- シー・メイクス・ミー - She Makes Me (Stormtrooper in Stilettoes) (May) - 4:08
- 神々の業 - In the Lap of the Gods Revisited (Mercury) - 3:42
- (*Single)
(註;5曲目の邦題「谷間のゆり」は単語をそのまま訳したものであるが、本来の意味としては熟語で「スズラン」を指す。
クイーン |
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フレディ・マーキュリー - ブライアン・メイ - ロジャー・テイラー - ジョン・ディーコン |
オリジナルアルバム: 戦慄の王女 - クイーン II - シアー・ハート・アタック - オペラ座の夜 - 華麗なるレース - 世界に捧ぐ - ジャズ - ザ・ゲーム - フラッシュ・ゴードン - ホット・スペース- ザ・ワークス - カインド・オブ・マジック- ザ・ミラクル- イニュエンドウ - メイド・イン・ヘヴン |
その他のアルバム: ライヴ・キラーズ - グレイテスト・ヒッツ - グレイテスト・ヒッツII - クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986 - クイーン・ロックス - グレイテスト・ヒッツIII~フレディー・マーキュリーに捧ぐ~ |
映像: グレイテスト・ヒッツ - グレイテスト・ヒッツII ラストツアー/クイーン1986- フレディ・マーキュリー追悼コンサート |