サイバリオン

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サイバリオン
ジャンル	アクションゲーム
対応機種	アーケード[AC] X68000[X68K] スーパーファミコン[SFC] プレイステーション2[PS2]
開発元	[AC][PS2]:タイトー [X68K]:SPS [SFC]:東芝EMI
発売元	[AC][PS2]:タイトー [X68K]:シャープ [SFC]:東芝EMI
人数	1～2人交互プレイ
発売日	[AC]:1988年 [X68K]:1990年 9月14日 [SFC]:1992年 7月24日 [PS2]:2005年 7月28日
その他	PS2版はタイトーメモリーズ上巻に収録。

■テンプレート（■ノート）

『サイバリオン』（さいばりおん）は1988年にタイトーから発売されたアーケードゲーム。トラックボール、1ボタン（ファイア）でドラゴン型戦闘兵器のサイバリオンを操作し、迷路状のマップを通過してボスを倒せば1ステージクリアというアクションゲームである。アーケードゲームがパターン化による攻略が主流となっていた中でシナリオ、マップがランダムで変化する脱パターンというコンセプトで製作されている。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 概要

[編集] 基礎編と実戦編

サイバリオンはゲーム開始前に基礎編と実戦編のふたつのモードを選択する。基礎編はチュートリアルといえる内容で易しくなっており各ステージのマップは固定である。実戦編はランダムでマップが変化し得点が２倍となっている。また実戦編では後述のシナリオが展開され、展開によっては誘導ミサイルや支援機などの強化装備が得られる。以上のように基礎編は初心者向けのものであり実戦編が通常選ぶモードとして製作されている。以降は特に断りがない限り実戦編について記述する。

[編集] システム

トラックボールにより方向、速度を指示しボタンで火炎攻撃を行う。火炎攻撃は敵の弾も跳ね返す非常に強力な攻撃であるがボタンを押しっぱなしにしていると画面下に表示されているゲージが減少し、射程が短く威力の低い火炎しか出せなくなる。ゲージはボタンを押してない状態で回復する。ライフ制+残機制で8回ダメージを受ける、またはタイムオーバーで1ミスとなり通常設定で3ミスでゲームオーバーとなる。現在のダメージは自機の色でわかるようになっている。マップの壁などに自機がぶつかってもダメージを受けないが、要所に破壊不可能な固定キャラクターが配置されておりトラックボールによる緻密な操作が要求される。

[編集] アイテム

得点アイテム: 丸い粒が3個ついた形状のアイテム。連続で取ることにより点数が100,200,400,800と変化し最高100000点になる。連続でとると落下スピードが速くなり取り逃すと100に戻る。
ライフアイテム: 三角形のアイテム。ダメージを受けた状態でライフアイテムを取るとダメージが回復する。大きさにより+1～+3、全回復の違いがある。
スペシャルアイテム: 大きな円形のアイテム。何がおこるかは分からない。

[編集] スペシャルボーナス

ダメージを受けてもクリアした時点でライフがMAXになるとノーダメージボーナスが20万点。ダメージを受けずにクリアするとノーミスボーナスが200万点。ノーミスボーナスの得点が高いため後述の隠しボスを出すためにはノーミスボーナスが必須となる。

[編集] ボス

登場するステージ、その時のスコアにより攻撃方法が変化する。代表的なボスキャラクター

ギガット

アーマックス

ザイゾログ

ガットノイザー

その他のボスも登場し、ステージ４クリア時にスコアが一定値を超えると4分の1の確率でメガバリオン、ガルドバリオン等のサイバリオンと同型の隠しボスが登場する。

[編集] ストーリー

ステージをクリアするとシナリオが表示される。基本的にシナリオもランダムで変化するがダメージを受けないなどのプレイ内容がシナリオへ反映される場合もあり、プレイヤーに目的を与えるようになっている。全ステージクリアすると表示されるエンディングは100種類以上にもなり、それぞれのエンディングにナンバーが振られている。そのため未見のエンディングを見ることもゲームの目的となった。またシナリオの中には同社のゲーム『ダライアス』の世界とリンクさせたシナリオもありダライアスの主人公がシルバーホークを駆って支援機としてゲーム中に登場する、またはサイバリオンの搭乗者がダライアスの主人公であったりなどのファンサービスもあった。エンディングはハッピーエンドばかりではなくボスを倒したものの体を乗っ取られ地球へサイバリオンで攻めに行く・・・などの衝撃的なエンディングも数多くあった。