ギャング・オブ・ニューヨーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギャング・オブ・ニューヨーク Gangs of New York |
|
監督 | マーティン・スコセッシ |
---|---|
製作 | マーティン・スコセッシ アルベルト・グリマルディ |
脚本 | ジェイ・コックス ケネス・ロナーガン スティーヴン・ザイリアン |
出演者 | レオナルド・ディカプリオ キャメロン・ディアス ダニエル・デイ=ルイス |
音楽 | ハワード・ショア エルマー・バーンスタイン |
撮影 | ミヒャエル・バルハウス |
編集 | セルマ・スクーンメイカー |
公開 | 2002年11月9日 2002年12月21日 |
上映時間 | 167分 |
製作国 | アメリカ・ドイツ他 |
言語 | 英語 |
制作費 | $97,000,000 |
(■テンプレート/■ノート) |
『ギャング・オブ・ニューヨーク』(Gangs of New York)は2002年のアメリカ映画。ミラマックス配給。
ハーバート・アズベリー(Herbert Asbury)の同名のニューヨークのギャングたちの社会史を、1863年頃から1927年まで、新聞記者として耳にしたり、目撃したりしたことを書き綴った歴史書を原作としたもの。原著は、1928年で、全くの歴史書で、アイルランド移民の徒党からイタリアンマフィア、チャイニーズマフィアなど、その歴史をつぶさに語っていくものなので、映画は、そのごく一部を歴史というよりも、ドラマとして再構成したもので、原作そのままの映画化とは異なる。ただし、映画の背景を理解するには、原著を読むことが推奨される。2001年ハヤカワ文庫から邦訳がある。映画『明日に向かって撃て』の主人公たちも、このギャングの歴史の傍流の人物になり、この原作の中にも登場してくる。
目次 |
[編集] あらすじ
アメリカの地に生まれ育った先住民から成るアメリカン・ネイティブズ連合、アイルランド移民を中心としたデッド・ラビッツ。 この地で互いの存在を賭けて衝突し合う2つのギャング集団は、その長き戦いに決着をつけるべく決闘を行おうとしていた。
それから十数年後のニューヨーク。先住民と移民、様々な人種、煮えたぎった溶鉱炉のような町。
決闘で勝利を収めたギャングのリーダービル・カッティング(ダニエル・デイ=ルイス)は裏社会を牛耳り、政治的にも影響力を持つ権力者になっていた。そして一人の青年が少年院を出所する。
16年前、ギャング集団のリーダーであった父親を目の前で殺されたアムステルダム・ヴァロン(レオナルド・ディカプリオ)は単身ファイブポインツを目指す。
[編集] スタッフ
- 監督: マーティン・スコセッシ
- 音楽: ハワード・ショア
- 主題歌: U2 / The Hands that Built America
[編集] キャスト
- レオナルド・ディカプリオ
- ダニエル・デイ=ルイス
- キャメロン・ディアス
- ジム・ブロードベント
- ジョン・C・ライリー
- リーアム・ニーソン
- ヘンリー・トーマス
- ブレンダン・グリーソン
[編集] アカデミー賞
第75回(2002年)アカデミー賞で10部門にノミネートされた。
[編集] 関連項目
マーティン・スコセッシ監督作品 |
---|
ドアをノックするのは誰? | 明日に処刑を… | ミーン・ストリート | アリスの恋 | タクシードライバー | ニューヨーク・ニューヨーク | ラスト・ワルツ | レイジング・ブル | キング・オブ・コメディ | アフター・アワーズ | ハスラー2 | 最後の誘惑 | ニューヨーク・ストーリー | グッドフェローズ | ケープ・フィアー | キング・オブ・アド | エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 | カジノ | クンドゥン | 救命士 | ギャング・オブ・ニューヨーク | アビエイター | ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム | ディパーテッド | Untitled Rolling Stones Documentary (邦題未定) |