オーパーツ・ラブ
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『オーパーツ♥ラブ』(おーぱーつ・らぶ)は、ゆうきりん作の小説、ライトノベル。2001年第1巻発行(集英社スーパーダッシュ文庫)。
ジャンルはいわゆるラブコメだが、あおり文などでは「萌えろちっく♥ラブコメディ」となっている。
タレントの小倉優子が実名で登場したことでも知られる。
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目次 |
[編集] シリーズタイトル
- 小説(著者:ゆうきりん、イラスト:酒井ヒロヤス)
- スーパーダッシュ文庫(集英社)
- オーパーツ♥ラブ ~いけません!ファラオさま~ ISBN 4086300443
- オーパーツ♥ラブ ~おいでやす!ファラオさま~ ISBN 4086300613
- オーパーツ♥ラブ ~さようなら!?ファラオさま~ ISBN 4086300753
- オーパーツ♥ラブSP(すぺしゃる)~あ・ら・か・る・と~ ISBN 4086300885
- オーパーツ♥ラブ2nd ~ちぃちゃな胸は、だめデースカ?~ ISBN 4086300931
- オーパーツ♥ラブ2nd ~かわいい尾ひれが、濡れちゃうっス~ ISBN 4086301083
- オーパーツ♥ラブ2nd ~姫の目覚めは、ちゅーなのじゃ!~ ISBN 4086301261
- オーパーツ♥ラブSP(すぺしゃる)~あ・ら・か・る・と 2~ ISBN 4086301377
- オーパーツ♥ラブ3rd ~ファラオさまとマヤの眼鏡~ ISBN 4086301407
- オーパーツ♥ラブ3rd ~ファラオさまのミス女王様を捜せ!~ ISBN 4086301644
- オーパーツ♥ラブ3rd ~ファラオさまとにえのハート~ ISBN 4086301792
- オーパーツ♥ラブSP(すぺしゃる)~あ・ら・か・る・と 3~ ISBN 4086301954
- オーパーツ♥ラブ4th ~お母さまは魔女!?~ ISBN 4086302020
- オーパーツ♥ラブ4th ~いんプリンてぃんぐな彼女~ ISBN 4086302160
- オーパーツ♥ラブ4th ~アヌビスも食べない~ ISBN 4086302535
- オーパーツ♥ラブSP(すぺしゃる)~あ・ら・か・る・と 4~ ISBN 408630256X
- オーパーツ♥ラブEX(エクストラ)! ~ちょこれーと・みらーじゅ~ ISBN 4086302624
- オーパーツ♥ラブ5th ~ファラオ様と海の白塔~ ISBN 4086302683
- オーパーツ♥ラブ5th ~消えたファラオと海の女帝~ ISBN 4086302748
- オーパーツ♥ラブ5th ~黒いファラオと眠れる神~ ISBN 4086302977
- オーパーツ♥ラブSP(すぺしゃる)~あ・ら・か・る・と 5~ ISBN 4086303086
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
引きこもり生活を送る御堂獏のもとに父親から保管しておくようにと棺桶が送られてくる。興味半分で中身を見た獏はふとしたきっかけからその封印を解いてしまう。中から現れた少女は自らをファラオであると言い、獏をその場で第一奴隷にしたのだった。こうして現代によみがえったファラオさまとたくさんの人ならざる者による騒動の幕が上がる…
[編集] 主な登場人物
[編集] 1stシリーズ~
- 御堂 獏(みどう ばく)
- この作品の主人公。のほほんとした性格。人の感情の念を強く感じてしまうため、あまり外に出れずに引きこもり生活を送っていた。しかしイプネフェルの封印を解いて以来、いい意味で外に出るようになり、明るくなった。女性の体には免疫がなく、すぐ頭に血を上らせてしまう。
- イプネフェル
- 紀元前に生まれ、長らく封印されていたが、獏に封印を解かれ、現代によみがえったファラオ。ウラエウスという蛇神が受肉した存在であり、まぎれもない神である。肌が透けて見えるカラシリスと呼ばれる衣装を着けており、獏にとってはかなり刺激的。獏を奴隷としているが、実際の扱いは少し違う。Gカップはあろうかという巨大な胸の持ち主。
- 鷹村 亜弐(たかむら あに)
- 獏の向かいの家に住んでいた幼馴染の少女。獏とは違い、非常に活発でスポーティー。弓道部に所属している。150cmしかない身長や、Bにわずかに届かないAカップの胸をコンプレックスとしている。両親の離婚により獏の家で同居するようになる。
- みーこ
- 獏の家で飼われている猫。しかしその正体は猫又と少女の半妖で、代々の御堂家を守り続けている。最初のころは猫の姿でいることがほとんどだったが、イプネフェルが来てからは、巫女の格好で猫耳としっぽを出した「半化け」の状態でいるようになった(半化けは2ndから。1stでは耳やしっぽがない状態がほとんどだった)。代々の当主に惚れる性質があり、そのせいで当主の嫁とは常に険悪な関係だった。歴代の当主を看取っており、現在の御堂家の中でも最も精神的に大人であると思われるが、パッティが来てからは見た目相応の子供のようにふるまっている。
- アヌビス
- もともとはイプネフェルの飼い犬だったが、イプネフェルと一緒に生き埋めにされたことを不憫に思ったアヌビス神が自らの姿を貸してくれた。犬頭人身の姿は少し異様だが、ご近所には「エジプトから来た覆面レスラー」で通っている。獏の同居人の中では最も常識的で真摯だが、最終的にはイプネフェルに従う。清美とは周囲公認の仲。
- 天御門 玖美(あまみかど くみ)
- 獏の許婚である陰陽師の少女。実は彼女の正体は金毛九尾の狐であり、その能力はイプネフェルといい勝負である。長く田舎暮らしをしていたせいか、おっちょこちょいな一面がある。ちなみに胸のサイズもイプネフェルといい勝負。
- 桝田 清美(ますだ きよみ)
- 亜弐の同級生であり親友。ルックスや性格、スタイルがよく、校内の男子からの人気が抜群。ただし本人はアヌビスに惚れているため、彼らの願いがかなうことはない。謎の味覚を持っており、時々周囲を恐怖に陥れる。料理人を目指している妹がいる。
- 御堂 晩三郎(みどう ばんさぶろう)
- 獏の父親。表向きは考古学者だが、実際はトレジャーハンター。彼が通ったあとには何も残らないため、「ローカスト(イナゴ)」とあだ名される。豪放磊落な性格で、よくトラブルを引き起こす。無類の女好きであり、トラブルのほとんどは女性がらみだが、妻である未森を一番に愛しており、彼女には頭が上がらない。
- 小泉 光太郎(こいずみ こうたろう)
- 晩三郎の助手を務めるツインテールの少女(?)。アステカの厄神「トラウィスカルパンテクートリ」の呪いにかかり現在の姿になる。その呪いを解くために、獏の童貞を狙っているため、御堂家の女性たちとは犬猿の仲。
[編集] 2ndシリーズ~
- パッティ
- もともとは子牛だったが、交通事故に遭い、ゴーストとなり、カウベルに自縛した。ある事件をきっかけに御堂家に住むようになる。御堂家の女性の中で唯一獏にラブラブではない稀有な人物(ただし甘えるのは好きらしい)。彼女とキスすると例外なく巨乳になる(男性の場合は女性化)。言葉の一部を伸ばして発音する英語訛り(?)がある。
- キャティ
- もともとはアメリカの牧場の娘だったが、飼っていたパッティが車にはねられ、さらに運転手から馬鹿にされたことに腹を立て、牛を大切にしない人間に恨みを抱くようになった。そのことでミノタウロスに操られ、謎の牛姉妹としてパッティとともに破壊活動(テレビ局やパーティー会場を襲う、子どもを誘拐するなど)をすることに。もともとは貧乳だったが、呪われたことにより巨乳になり、呪いが解けても胸はそのままだった。現在は牛肉や牛乳を生産する会社の社長として活動している。なお、パッティが(ゴーストとして)生きていることは知らない。
- セレン
- 落ちこぼれの人魚。だが実は女王の素質があることがわかり、小さいながらも国を作っている。現在は晩三郎出資の水族館で働いている。獏の子供を1000人欲しいと公言してはばからない。なぜか口調が体育会系。
- アンケセナーメン
- ツタンカーメンの妻であり、イプネフェルの異母兄弟。現在はエジプト料理屋で働きながら生計を立てている。
- ツタンカーメン
- 言わずと知れたファラオ。アテン神復活のため、さまざまな策謀をめぐらせており、そのたびにイプネフェルと衝突している。
[編集] 3rdシリーズ~
- 椰子久 九十九(やしく つくも)
- 眼鏡っ娘転校生。マヤの女王を自称しており、イプネフェルと激しい戦いを展開した。現在はホンジュラスでおとなしく生活している。SP5で、亜弐に妖しい好意を抱いていることが判明した。
[編集] 4thシリーズ~
- 御堂 未森(みどう みもり)
- 獏の母親である魔女。獏が幼いころ家を飛び出したが、最近ふらりと戻ってきた。妖精界にいたため外見はローティーン。晩三郎を殴り倒すことができる唯一の人間。嫁姑という関係上、御堂家の女性たちとは仲が悪い。なお、3rdでは「御堂 明日香」という名前になっていたが、4th以降はこの名前に統一されている(おそらく作者自身も名前を出していたことを忘れていたと思われる)。
- 御堂 雪(みどう ゆき)
- もともとは人造人間(ホムンクルス)だが、獏の精子を使っているため、事実上獏の娘に当たる。外見年齢が近いみーこやパッティとよく遊んでいる。
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