オレグ・ブロヒン
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オレグ・ブロヒン（Олег Блохин、1952年11月5日 - ）は、旧ソ連・ウクライナ出身の元サッカー選手（FW）、現サッカーウクライナ代表監督。
名GKレフ・ヤシンと並んで旧ソ連を代表するスタープレイヤー。旧ソ連の100m走記録を持っていた母親の血を受け継ぎ、その俊足と得点能力からウクライナの矢と呼ばれた。なお、後に同じウクライナ出身FWであるアンドレイ・シェフチェンコがこの愛称を受け継いでいる。
ディナモ・キエフでキャリアをスタート。名将ヴァレリー・ロバノフスキー監督のもと、1972年から4年連続リーグ得点王に輝く。1975年にはベッケンバウアー、ヨハン・クライフを抑え、見事バロンドール（欧州最優秀選手）を受賞した。
1990年に現役を引退。引退後は監督としてギリシャのクラブを渡り歩いた。1997年には国会議員に当選。2003年9月にウクライナ代表監督に就任したが、2004年4月13日キエフ郊外で自動車事故に合い病院に運ばれた。
2005年3月、ワールドカップ欧州予選での好成績にもかかわらず、代表監督と国会議員の両立が難しいことを理由にウクライナ代表監督を辞任したが、発表から1週間あまりで続投が決まり、引き続き指揮を執っている。
2006年ドイツW杯決勝トーナメント１回戦ウクライナ対スイス戦のPK戦前に、決着の瞬間を見ることを拒否し、PK戦の采配を選手に丸投げしてロッカー室にこもってしまったというエピソードがある。 尚試合はウクライナがPK戦を制した。
目次 |
[編集] タイトル
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| 男子 サッカー | ||
| 銅 | 1972 | サッカー |
| 銅 | 1976 | サッカー |
[編集] クラブ
- リーグ優勝：8回
- 1971年/1974年/1975年/1977年/1980年/1981年/1985年/1986年
- カップ優勝：5回
- 1974年/1978年/1982年/1985年/1987年
- UEFAカップウィナーズ・カップ：2回
- 1975年/1986年
- UEFAスーパーカップ：1回
- 1975年
[編集] 個人
- リーグMVP：3回
- 1973年/1974年/1975年
- リーグ得点王：5回
- 1972年/1973年/1974年/1975年/1977年
- バロンドール：1回
- 1975年
- リーグ通算：431試合 211得点（ソ連歴代最多記録）
[編集] 代表
[編集] ワールドカップ
- 1982年スペインW杯
- 5試合 1得点
- 1986年メキシコW杯
- 2試合 1得点
- 通算：7試合 2得点
[編集] オリンピック
- 1972年ミュンヘン
- 6得点 銅メダル
- 1976年モントリオール
- 2得点 銅メダル
[編集] 所属チーム
- 1969-88年 ディナモ・キエフ（ソ連/ウクライナ）
- 1988-89年 フォルベルツ・シュタイヤー（オーストリア）
- 1989-90年 アリス・リマソル（キプロス）
[編集] 監督歴
- 1990-93年 オリンピアコス（ギリシャ）
- 1993-94年 PAOKサロニカ（ギリシャ）
- 1994-97年 イオニコス（ギリシャ）
- 2003年9月 - ウクライナ代表
| 先代: ヨハン・クライフ |
欧州年間最優秀選手 1975 |
次代: フランツ・ベッケンバウアー |
カテゴリ: ソビエト連邦のサッカー選手 | ウクライナのサッカー選手 | ウクライナのサッカー指導者 | ディナモ・キエフの選手 | バロンドール受賞者 | 1952年生
