エージェン・コーラー
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エージェン・コーラーは、新三部作スター・ウォーズに登場する架空の登場人物。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
彼はザブラクという種族のジェダイマスターである。
彼がジェダイマスターとなり評議会の一員となったのは、ジオノーシスの戦いの後である。彼はこの戦いでパダワンを失っている。
クローン大戦が勃発すると勇敢にトルーパーたちの指揮をとっていた。
エージェンにとって外交や交渉事は決して彼の得意分野ではなかった。事実、彼は共和国の連絡を絶ったスパイとの接触に失敗し、戦略的な争いでも最終的に敵に捕らえられたこともある。
しかし、いざ戦闘を任せられたとなれば素晴らしい働きをする。マスター・コーラーはジェダイ・オーダーの中でも最も戦闘技術に長けているのである。また、クローン大戦が終了間際になった時におこなわれたグリーヴァス将軍によるコルサント襲撃の際はジェダイマスターのサシー・ティンやパブロ=ジルと共に宇宙空間での激戦に身を投じた。 だが彼らの努力むなしくパルパティーン最高議長は誘拐されてしまう。
やがて議長も奪還されてグリーヴァス将軍の秘密基地も暴かれると、クローン大戦終結は必至だった。そして敵の黒幕のダース・シディアスなるシス卿と対峙すべく多くのジェダイが各惑星へ飛び立つ中、ジェダイ・オーダーの「最も優れた4人の戦士」の1人としてコルサントに残ることになる。そして彼らは驚くべき事実を知ることとなる。パルパティーンこそがダース・シディアスであったのだ。この衝撃の真実を受けて4人の戦士、すなわちエージェン・コーラー、キット・フィストー、サシー・ティン、メイス・ウィンドゥは議長逮捕のため議長室へ赴いたのだ。 エージェン・コーラーはライトセイバーの達人として知られている。しかし本性を現したシス卿の奇抜な戦法の前に隙を見せてしまい、気がついたときには既に真っ赤な光刃に心臓を貫かれていたのである。