アルバータ州

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アルバータ州

Alberta

（州旗）	（州章）

モットー: ラテン語："Fortis et liber"
（英語：Strong and free）

基本データ
州花	ワイルド・ローズ
州木	ロッジポールパイン （Lodgepole Pine）
州鳥	アメリカワシミミズク
州都	エドモントン
最大の都市	カルガリー
州の公用語	英語
面積  - 総計  - 陸地  - 水域（割合） 最高標高	（国内第6位） 661,848 km² 642,317 km² 19,531 km² (2.95%) 3,747 m
人口（2006年）  - 総計  - 人口密度	（国内第4位） 3,375,763 人 4.63 人/km²
GDP（2005年）  - 州合計  - 1人当たり	（国内第3位） 2,158億58万カナダドル 6万6,279カナダドル
連邦政府加入  - 順番  - 加入年月日	8番目 1905年9月1日
時間帯	山岳部標準時（MST、UTC-7） 山岳部夏時間（MDT、UTC-6）
略称  - 郵便  - ISO 3166-2  - 郵便番号	AB CA-AB T
公式サイト	www.gov.ab.ca
行政
副総督	ノーマン・クウォン （Norman Kwong）
州首相	ラルフ・クライン （Ralph Klein：進歩保守党）
カナダ議会  -下院議席数  -上院議席数	26 6

アルバータ州（英：Province of Alberta）は、カナダの州の一つ。西はロッキー山脈でブリティッシュコロンビア州に接し、東はサスカチュワン州、北はノースウェスト準州、南は北緯49度、アメリカの国境でモンタナ州に隣接している。

• 州都　エドモントン
• 総面積　661,848km²
• 州人口　約318万人

目次 1 歴史 2 地理 3 行政 4 経済 5 主な都市 6 文化 6.1 スポーツチーム 7 観光 8 交通 9 教育 9.1 大学・コミュニティカレッジ 10 外部リンク

[編集] 歴史

主要記事：History of Alberta

1670年に「ハドソン湾会社」が創設された当初は、北緯53度まではルパート・ランドの一部だった。17世紀中頃より欧州人が探索し始め、プレーリーの西部にフランス系の移民が入植し始めた。

1870年代にはカナダ・パシフィック鉄道（CPR）が開通し、地方政府が1875年に創設された。その後この地域はいくつかの地域に分割されたが、その一つが、ヴィクトリア女王とアルバート公の娘のルイーズ・キャロライン・アルバータ王女（Princess Louise Caroline Alberta）の名前にちなんで、「アルバータ」と名付けられた。1867年にカナダ自治領（Dominion of Canada）、つまり連邦政府が創設された時点ではまだアルバータはそれほど発展していなかった。アルバータがカナダ自治領に加入したのは、1905年であった。

[編集] 地理

主要記事：Geography of Alberta

[編集] 行政

主要記事：Politics of Alberta

[編集] 経済

主な産業は、石油鉱業と農業・畜産業、そして観光である。 石油による収益が大きいため、カナダの財貨サービス税（GST）が導入される以前は、商店での買い物には税金がかからなかった。

[編集] 主な都市

• エドモントン （Edmonton）
  • 州都。
  • エドモントン国際空港を有する。

• カルガリー （Calgary）
  • アルバータ州最大の都市。
  • 1914年に付近でカナダで最初の石油が発見されてから急速に発展した。石油関係ではカナダの中心的役割。
  • 1988年には、カルガリー冬季オリンピックの舞台となった。
  • 毎年7月のはじめには、カウボーイの祭典「カルガリー・スタンピード」が開催される。

• バンフ （Banff）
  • カルガリーから西に約150km。ロッキー山脈観光の入り口である。温泉やノーケイ山の観光の拠点。バンフ国立公園の中心地。古くは鉄道を敷く際に、鉄道会社がバンフの自然を観光産業としたのが始まり観光地として有名なことから多くの日本人も訪れる。ボウ川が流れる。国立公園内という制約から、近年はそこからギリギリで外れた隣町のキャンモア(Canmore)も栄えている。サルファー山にはリフト(ロープウェイ)を使って登ることができる。頂上には旧気象観測台がある。

• ジャスパー （Jasper）
  • 位置的には、バンフよりかなり北のロッキー山脈にあり、バンクーバーとカナダ東部を結ぶVIA鉄道の拠点として栄えた。氷河観光など、ジャスパー国立公園の中心地。

• フォート・マクマレー （Fort McMurray）
  • 世界最大のオイルサンド(重質油を含む砂)が埋蔵されており、その開発の拠点となっている町。オーロラ観測の基地でもある。空港を有する。

• レスブリッジ （Lethbridge）
  • アメリカ合衆国の国境に近く、カルガリーから南に210キロ。古くはCoalbanksという名前で1874年に採炭町として栄え、1885年に現在の地名に改まった。インディアンとの戦いがあった場所には現在博物館が用意されている。レスブリッジ陸橋(ハイレベルブリッジ)は世界最長の鉄橋。レスブリッジ大学やレスブリッジ・コミュニティ・カレッジ(LCC)があり、留学生も多い。公園には日本庭園もある。

• ドラムヘラー (Drumheller)
  • カルガリーから車で1時間ほどの場所にある。恐竜などを扱うロイヤル・ティレル古生物学博物館は世界的に有名。岩の形が特殊で農業には向かないらしい。

• クローズ・ネスト・パス （Crowsnest Pass）
  • レスブリッジから西に約100キロ。1903年にフランクスライドと呼ばれる大規模な山崩れがあった炭鉱町。現在も崩れた岩石はそのままになっており、様子が一目でわかる。この惨劇を伝える博物館がある。

[編集] 文化

主要記事：Culture of Alberta

[編集] スポーツチーム

• アイスホッケーのエドモントン・オイラーズ （Edmonton Oilers） （NHL）
• アイスホッケーのカルガリー・フレームス （Calgary Flames） （NHL）
• カナディアンフットボールのエドモントン・エスキモーズ （Edmonton Eskimos） （CFL）
• カナディアンフットボールのカルガリー・スタンピーダーズ （Calgary Stampeders） （CFL）

など

[編集] 観光

主要記事：Tourism in Alberta

[編集] 交通

• 鉄道
  • カナダ・パシフィック鉄道 （CPR、Canadian Pacific Railway）
  • カナダ・ナショナル鉄道 （CNR、Canadian National Railway）
  • VIA鉄道 （VIA Rail）

• 州内の空港
  • エドモントン国際空港 （Edmonton International Airport、IATA空港コード：YEG）
  • カルガリー国際空港 （Calgary International Airport、IATA空港コード：YYC）

[編集] 教育

主要記事：Education in Alberta

[編集] 大学・コミュニティカレッジ

エドモントン

• アルバータ大学 （University of Alberta）
• グラントマキュワン・カレッジ （Grant MacEwan College）
• ノーザンアルバータ技術学院 （NAIT、Northern Alberta Institute of Technology）

カルガリー

• カルガリー大学 （University of Calgary） - （道都大学との提携校）
• アルバータ美術デザインカレッジ （Alberta College of Art and Design）
• バウバレー・カレッジ （Bow Valley College）
• シヌック・カレッジ （Chinook College）
• マウントロイヤル・カレッジ （Mount Royal College）
• サウザンアルバータ技術学院 （SAIT、Southern Alberta Institute of Technology）

レスブリッジ

• レスブリッジ大学 （University of Lethbridge）
• レスブリッジ・コミュニティカレッジ （Lethbridge Community College）

グランドプレーリー

• グランドプレーリー・リージナルカレッジ （Grande Prairie Regional College）

メディスンハット

• メディスンハット・カレッジ （Medicine Hat College）

オールズ

• オールズ・カレッジ （Olds College）

[編集] 外部リンク

• アルバータ州政府公式サイト （英）
• アルバータ州観光公社 （日）