アタックNo.1
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『アタックNo.1』(アタックナンバーワン)は、浦野千賀子原作のスポーツ漫画である。
目次 |
[編集] 概要
1968年から1972年まで『週刊マーガレット』に連載され、同誌を代表する名作漫画の1つとして愛読されてきた。 一大バレーボールブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画として有名であり、連載当時は『サインはV!』と並ぶ2大バレーボール漫画として知られていた。連載終了後、続編の『新アタックNo.1』が1976年から翌年にかけて連載されたが、短命に終っている。
2004年11月からは、小沢花音作画によってリメイク版の『新・アタックNo.1』として『マーガレット』に連載されている。
フジテレビ系でテレビアニメ化、2005年4月からはテレビ朝日系でテレビドラマ化された。
[編集] あらすじ
富士見学園中等部に転校してきた主人公・鮎原こずえが、不良グループを率いてバレーボール部に挑戦。力が認められてキャプテンとして迎えられる。鮎原こずえと仲間達は様々な試練を乗り越え世界を目指す。
[編集] 登場人物
- 鮎原こずえ(CV:小鳩くるみ/演:上戸彩)
- 早川みどり(CV:坂井すみ江→増山江威子/演:酒井彩名)
- 三条美智留(CV:武藤礼子/演:遠野凪子)
- 八木沢香(CV:山本圭子/演:宮地真緒)
- 吉村さとみ(CV:増山江威子/演:加藤夏希)
- 石松真里(演:森田彩華)
- 大沼みゆき(CV:栗葉子/演:大友みなみ)
- 垣之内良子(CV:恵比寿まさ子/演:秋山エリサ)
- 中原淳子(演:久保田磨希)
- 須賀いずみ(演:仲村瑠璃亜)
- 馬場千歳勢(演:高橋亜里沙)
- 友近瑞穂(演:清岡祐斐)
- 香取よしこ(CV:菅谷政子)
- 松本悟志(演:深江卓次)
- 真木村京子(CV:増山江威子)
- 清水春子(CV:森ひろ子)
- 三原ゆみ子(CV:野村道子)
- 湯島二郎(CV:森功至)
- キャシー(CV:小原乃梨子)
- シェレーニナ(CV:増山江威子)
◎
- 鮎原亮子(演:岡江久美子)
◎
- 一ノ瀬努(CV:森功至/演:松尾敏伸)
- 鮎原良夫(演:清水章吾)
- 一ノ瀬新平(演:竜雷太<特別出演>)
- 本郷(実写のみ本郷俊介)(CV:仲村秀生/演:中村俊介)
- 猪野熊大吾(CV:村瀬正彦/演:船越英一郎)
[編集] テレビアニメ
1969年12月7日からフジテレビ系列で放送され、1971年11月28日まで全104話を放送。『モーレツ欲張りゲーム』の後番組。フジテレビの日曜19:00枠は『あかねちゃん』の放送終了後『東京ぼん太ショー』(56分番組)→『紅白スタージェスチャー』→『モーレツ欲張りゲーム』といったバラエティ番組を放映していたが、本作以後再びアニメ枠となり2006年9月末の『ONE PIECE』まで約37年間続いた(本作の後番組『ミラーマン』のみ特撮)。
平均視聴率19.9%、最高27.1%(1971年1月10日放送)を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。主題歌レコードは70万枚を売り、主題歌の中の1フレーズが流行した。
日本での放送終了後、海外でも放映され、イタリアでは後にトップ選手として活躍するフランチェスカ・ピッチニーニがバレーボールを始めるきっかけになった。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
レコードは東芝・キング・コロムビア・ビクターの各社から発売された(いわゆる競作)。東芝・キング・コロムビア盤とビクター盤ではオープニングテーマの歌手が異なり、ビクター以外ではみな大杉久美子なのに対し、ビクター盤ではビクター専属歌手だった小鳩くるみが歌っている。この小鳩くるみのオープニングテーマは、初回放映では初期の1カ月程度使用。再放送ではすべて大杉久美子に差し替えられたこともある。エンディングテーマはすべて伊集加代子。
- オープニングテーマ「アタックNo.1」
- エンディングテーマ「バン・ボ・ボン」
- 作詞:東京ムービー企画部
- 作曲:渡辺岳夫
- 歌:伊集加代子
[編集] 放送リスト
- 富士見学園の新星
- 明日に賭ける
- 新キャプテン誕生
- 切り裂かれたボール
- 鬼コーチへの挑戦
- 進めアタックコンビ
- 四天王との手合い
- 秘球木の葉おとし
- 破られた退部届
- 忍び寄る陰謀
- 涙に映る夕陽
- 不気味な強敵
- 作戦なき作戦
- 捨身の一球
- 勝利のあとに
- おごれる英雄
- 激闘5セット
- シュレーニナに誓う
- よみがえったライバル
- 許させざる特訓
- キャプテンの座
- 絶望の中のファイト
- 秘られたもの
- 嵐を呼ぶ空中回転
- 勝利者は誰
- 気になる忠告
- 11人のライバル
- 光と影の執念
- 情無用の特訓
- バレーの鬼
- 右腕の秘密
- 愛と憎しみのコート
- 書かれざる特ダネ
- 待ち望まれた微笑
- 世界へはばたけ
- 黒いつむじ風
- 幻の二段レシーブ
- 友情の(秘)作戦
- 決勝! 世界選手権
- 栄光へのラリー
- 燃えあがるスカウト合戦
- こずえの道 努力の道
- 女王への挑戦
- 強敵スパイク・マシン
- マシンガン・アタック
- 恐怖への招待状
- 寺党院の三姉妹
- 青春にダッシュ
- ダブルアタックの秘密
- 愛情の平手打ち
- 富士に誓う
- 非情の試合再会
- 努の死
- よみがえらぬ奇跡
- 燃えろインターハイ
- 生きていた幻
- 裏切りのコート
- 決定打消えるアタック
- 不気味な稲妻攻撃
- 車椅子の監督
- 決勝! インターハイ
- 親善試合・その前夜
- 誤解のメンバーチェンジ
- 燃えるライバル
- 敵意を燃やす者
- 真木村京子の正体
- 鬼キャプテン・こずえ
- 新トリオ誕生
- 迫りくる黒い影
- こずえ!! 出場停止
- 身がわりセッター
- 沖縄からのアタッカー
- 不敵な幽霊作戦
- 謎のゼッケン四番
- うずまく人間煙幕
- 担架へ送る手拍子
- 機械バレーとの対決
- すばらしい勝利
- 皮ジャンパーのマヤ
- 苦い決意
- 真夜中のワンセット一本勝負
- とばせマイティシックス
- 口笛のあいつ
- その人はライバル
- 魔の大ボールスパイク
- ひねり回転レシーブ
- 幻のスパイク
- 試練のインターハイ
- 逃げる風船アタック
- 決勝! 13対7
- 勝ちとった全日本
- 燃える北海道合宿
- 涙のゼッケン12番
- どうした鮎原!
- 竜巻落とし誕生
- 開幕! 世界選手権
- 全日本絶体絶命
- 決勝リーグ第一戦
- 魔女誕生
- 竜巻落としの危機
- くずれゆく日本チーム
- 新魔球の手がかり
- 宿敵ソ連との対決
- 栄光のアタックNo.1!!
[編集] 劇場版
- 第1作:富士見学園の新星(1970年3月21日公開)
- 第2作:涙の回転レシーブ(1970年8月1日公開)
- 第3作:涙の世界選手権(1970年12月19日公開)
- 第4作:涙の不死鳥(1971年3月17日公開)
[編集] 時代背景
1970年前後に制作、放送されたため、「電卓」や「ビデオ」といったものは作中に登場しない。計算をするシーンではそろばんが登場する。沖縄が米国統治下であることを題材にした話もある。鑽孔テープを使用するコンピュータが登場した回もある(もちろん「最新技術」というイメージで登場している)
[編集] テレビドラマ
2005年4月~6月に、テレビ朝日の木曜ドラマ枠で放送。上戸彩主演。上戸はこの時間帯でのドラマ出演は同系のスポ根マンガ『エースをねらえ!』(2004年第1クール)に主演して以来2度目。なおその後、アメリカでもテレビジャパンで放送された。
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ「アタックNo.1 2005」
- 作詞:東京ムービー企画部
- 作曲:渡辺岳夫
- 歌:福田沙紀
- エンディングテーマ「夢のチカラ」
- 作詞:高見沢俊彦
- 作曲:高見沢俊彦
- 歌:上戸彩
[編集] スタッフ
- 脚本:両沢和幸、サタケミキオ、高山直也
- シリーズ構成:両沢和幸
- 演出:猪原達三、徳市敏之、田村直己
- バレーボール監修:大林素子
- 音楽:梅堀淳(super soniQ inc.)
- 制作協力:国際放映
- 企画:佐藤涼一(テレビ朝日)
- プロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
- 制作著作:テレビ朝日
[編集] 外部リンク
フジテレビ 日曜19:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | アタックNo.1(アニメ版) | 次番組 |
モーレツ欲張りゲーム | ミラーマン | |
テレビ朝日 木曜21時台木曜ドラマ | ||
富豪刑事 (2005.1.13 - 2005.3.17) |
アタックNo.1(ドラマ版) (2005.4.14 - 2005.6.23) |
菊次郎とさき(第2シリーズ) (2005.7.21 - 2005.9.15) |
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