ながいのりあき
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ながいのりあき(1953年7月1日 - )は、日本の漫画家。島根県海士町出身。血液型はO。泥臭くも人情味あふれる作風が特徴。作風においてはちばあきお、ちばてつやの影響が大きい。主に小学館の児童向け雑誌などで執筆。すがやみつるのもとでアシスタントをしていた。
代表作は、「コロコロコミック」などに連載されたサッカー漫画『がんばれ!キッカーズ』、ウェブコミックにもなった『男たちの好日』など。
現在は集英社より発行されている『その時歴史が動いた』の漫画版をいくつか執筆している。
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[編集] 経歴
- 大学合格を機に上京。漫画研究会に入ったのがきっかけで漫画を描き始めるも、卒業後は会社に就職。
- 3年勤めた会社を辞め、漫画家の道を本格的に志すようになる。
- 何度も出版社に持込を続け、ようやく1980年、27歳の時に「コロコロコミック」にて『GOGOゴロー』で第2回藤子不二雄賞佳作を受賞。デビュー作となる。
- デビュー後は色々な漫画を描くも上手くいかず、すがやみつるの助言により彼のアシスタントとなる。この時の経験は自分にとって実り多いものだったと本人は語っている。
- 1984年より1989年まで、「コロコロコミック」にて代表作『がんばれ!キッカーズ』を連載。テレビアニメ化までされる人気作となる。
- 1990年より1993年まで、「コロコロコミック」にて『電脳ボーイ』を連載。『ゲームセンターあらし』や『ファミコンロッキー』の流れを汲む天才的なプレイヤーによるテレビゲームの攻略を題材とした漫画である。
- その後は仕事がまったくない時期があり、大病を患うなど不遇の時が続くも、青年誌に活躍の場を移し、2001年より2002年まで「週刊コミックバンチ」にて『男たちの好日』(原作:城山三郎)」を執筆。単行本4冊という短さながらも2ちゃんねるを中心に人気を博し、連載再開の要望書が多く届けられるほどの人気作となる。後年、Webにて続編が発表される。
[編集] 作品リスト
- がんばれ!熱血少年団(1984、コロコロコミック)
- がんばれ!キッカーズ(1984-1989、コロコロコミック、全20巻)
- ドンマイ甲子園(1989、コロコロコミック)
- 電脳ボーイ(1900-1993、コロコロコミック、全5巻)
- 男たちの好日(原作:城山三郎)(2001-2002、コミックバンチ、全4巻)※Web漫画で続編あり
ほか