さそり座
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さそり座 (Scorpius) | |
略符 | Sco |
属格 | Scorpii |
英語での意味 | the Scorpion |
赤経 | 17 h |
赤緯 | -40° |
観測可能地域の緯度 | 40° 〜 -90° |
正中 | 7月20日21時 |
広さの順位 - 総面積 |
33位 497 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
9 |
最も明るい星 - 視等級 |
アンタレス (α Sco) 0.96 |
流星群 |
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隣接する星座 |
さそり座(蠍座、Scorpius)は黄道十二星座のひとつ。南半球、天の川沿いにある大きくて有名な星座である。トレミーの48星座の1つ。α星は火、大火(以上中国語)、アンタレス(ギリシア語)と呼ばれ、太陽以外で最も有名な恒星の一つである。
目次 |
[編集] 主な恒星
さそり座には明るい星が多くある。
アンタレス(Antares、α Sco)、アクラブ(Acrab、β Sco)、ジュバ(Dschubba、δ Sco)、グラフィアス(Graffias、ζ Sco)、サビク(Sabik、η Sco)、サルガス(Sargas、θ Sco)、シャウラ(Shaula、λ Sco)、ピリ・エラ・ウア(μ Sco)、ジャバハー(Jabah、ν Sco)、グラフィアス(Grafias、ξ Sco)、アルニャート(Alniyat、σ Sco)、アルニャート(Alniyat、τ Sco)、レサト(Lesath、υ Sco)、ジャバト・アル・アクラブ(Jabhat al Acrab、ω Sco)が、名のついている星である。
[編集] 主な天体
さそり座は天の川の上にあり、多くの星団を含む。散開星団 M6 (the Butterfly Cluster) および M7 (the Ptolemy Cluster) のような多くの天体がある。このほか、球状星団 M4 および M80 もある。
[編集] 由来
この星座に伝わるギリシア神話は、いて座、オリオン座を参照のこと。
このほかに次のような神話がある。アポロンの息子パエトンが天をかける太陽の馬車を強引に運転したときに、このさそり座に刺されそうになり、一瞬ひるんだ。そのとたん、馬たちが制御不能になり、天と地を焼きつくしそうになったので雷神ゼウスが馬車に雷を落とし、落ちた先がエリダヌス川(エリダヌス座)であった。
中国人は空色の龍にたとえた。この想像上の生物は、強力だが慈悲深く、天に現れることによって春を予告する。
[編集] 呼称
日本では、一時期、漢字での綴り 蠍 の右の「欠」がない字体が正式なものとされた時代があった。