Ir.D.F.ヴァウダヘマール
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Ir.D.F.ヴァウダヘマール |
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揚水場の外観 | |
(英名) | Ir.D.F. Woudagemaal (D.F. Wouda Steam Pumping Station) |
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(仏名) | Ir. D.F. Woudagemaal (station de pompage à la vapeur de D.F. Wouda) |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(1),(2),(4) |
登録年 | 1998年 |
拡張年 | |
備考 | |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
Ir.D.F.ヴァウダヘマール(インジェニエール・デー・エフ-、オランダ語: Ir. D.F. Woudagemaal)はオランダ、フリースラント州南部のアイセル湖に面する町レメル(Lemmer)にある蒸気式揚水場で、世界最大の設備を有する。1920年に完成。名称は建築に携わった技師D.F.ヴァウダ(Dirk Frederik Wouda, 1880年-1961年)にちなむ。1998年にユネスコの世界遺産に登録された。
干拓によって造成された低地が国土の大部分を占めるオランダでは、歴史的に水の排出が重要な課題であった。風力を利用した揚水装置である風車はオランダを象徴する景観として有名である(キンデルダイク=エルスハウトの風車網、世界遺産)。19世紀後半からは蒸気式の装置が次々と導入されて各地で活躍した。Ir.D.F.ヴァウダヘマールもそのひとつであり、今日もなお現役で運用されている。
[編集] 登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じて、または、ある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する、建築様式、建築物群、技術の集積、または景観の優れた例。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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