連邦公開市場委員会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
連邦公開市場委員会(れんぽうこうかいしじょういいんかい)( FOMC , Federal Open Market Committee )とは、アメリカ合衆国の金融政策の一つである公開市場操作(国債買いオペなどを通じて金融機関の資金需給を調節すること)の方針を決定する委員会のこと。
FOMCは、米国の中央銀行ともいうべき、FRB(Federal Reserve Board:連邦準備理事会)の理事7名や地区ごとの連邦準備銀行総裁5名で構成されており、米国の金融政策を決定する最高意思決定機関である。定期的に約6週間ごとに年8回開催される他、必要に応じて随時開催される。
声明文は、FOMC開催最終日(米東部標準時間午後2時15分頃)に公表、議事要旨は政策決定日(FOMC開催最終日)の3週間後に公表され、市場関係者にとって今後の米国金融政策を占ううえでかかせない。