赤池長任
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赤池 長任(あかいけ ながとう、享禄2年(1529年) - 永禄11年(1568年)?)は相良氏の家臣。
1556年から対島津氏の最前線である大口城を守る。この頃から島津氏が大口城をめぐって激しい猛攻をかけてくるようになったが、長任は武勇に優れた人物で、さすがの島津軍も一筋縄にはいかなかった。1564年には長任は逆襲をかけて島津領に侵攻して暴れまくり、1568年には島津軍を撃退し、島津義弘を窮地に追い込み、川上久朗を討ち取るという大功を挙げている。だが、どうも同年に死去したらしい。
このため翌1569年、大口城は遂に落城したという。