蝶の舌
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『蝶の舌』(ちょうのした、La lengua de las mariposas)は1999年公開のスペイン映画。監督はホセ・ルイスダ・クエルダ、出演はマヌエル・ロサノ、フェルナンド・フェルナン・ゴメス。日本での公開は2001年。上映時間は99分。
[編集] あらすじ
1936年、スペイン、ガリシア地方の片田舎。喘息持ちのモンチョは1年遅れて小学校に入学する。人見知りをしてなかなか周囲に馴染めないモンチョに担任のグレゴリオ先生は優しく接してくれた。
グレゴリオ先生は決して生徒を差別しなかった。子供たちに授業以外にも、人生のこと、知のことなど色々なことを教えた。先生は、モンチョが蝶に興味をもったこと知り、一緒に虫取りに行く。先生は、蝶の舌を見たいと願うモンチョに、顕微鏡で見せることを約束する。知識欲、協調性、初恋・・・とモンチョは先生の下で、人間的に確実に成長していく。
しかしスペイン内戦が勃発。ファシストの勢力はこの地方にも及ぼうとしていた。そして共和派である先生にもじわじわと危険が迫っていた・・・
[編集] スタッフ
- 製作:フェルナンド・ボバイラ
- 監督:ホセ・ルイスダ・クエルダ
- 脚本:ホセ・ルイスダ・クエルダ、ラファエル・アスコナ、マヌエル・リバス
- 音楽:アレハンドロ・アメナバール
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