草花
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草花(くさばな)は、花を咲かせる草、花や葉・実などを観賞するために栽培される草本で、広義には、花木や盆栽などの木本も含まれる。
戦前から用いられている「花卉」(かき、漢字制限のため「花き」と書かれる場合が多い)とほぼ同じ意味である。「卉」は本来「芔」と書き、双葉が開いた後、本葉が出始めている草を3つ並べた字で、「もろもろの草」を意味している。「花卉」は今でも、営利的な園芸・農業の分野では、「花き市場」、「花き出荷組合」などと用いられているが、字面が難しいこともあり、戦後、趣味の園芸の分野では、草花ということばが一般に用いられるようになった。