花柳壽輔 (3世)
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三世 花柳 壽輔(花柳 寿輔、はなやぎ じゅすけ、1935年1月10日-)は日本舞踊家。花柳流宗家家元3世。本名は、花柳 若葉。
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[編集] 経歴
- 1935年(昭和10年)1月 二世花柳壽輔の長女として、銀座木挽町に生まれる
- 1940年(昭和15年) 5歳で初舞台
- 1955年(昭和30年) 青山学院女子短期大学国文科卒業
- 1962年(昭和37年)1月 3代目家元襲名式を行う
- 1963年(昭和38年)1月 3代目花柳壽輔を襲名披露
- 1969年(昭和44年) 日本舞踊協会理事就任 現在は常任理事
- 1980年(昭和55年) 東京・千代田区隼町の国立劇場の楽屋廊下で傷害事件の被害者となり、肉体的・精神的痛手を受けるが、それを克服し現在に至る。
- 1999年(平成11年) 中央区の公会堂ホール「日本橋劇場」のオープンを機に「中央区古典芸能の会」を発足。
- 2003年(平成15年) 江戸開府400年を記念して、6月14日に午前と午後2回の鑑賞会を開催。
[編集] 賞歴
[編集] 人物
- 弟子に花柳翫一(はなやぎ かんいち、1961年-)がいる。
[編集] 著書
- 三代目花柳寿輔・編 『二世花柳寿輔』 株式会社沙田・発行、白凰社・発売 1972年
- 花柳寿輔・著 『柳緑花紅』 善本社 1977年5月