福崎文吾
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福崎 文吾（ふくさき ぶんご、1959年12月6日 - ）は、日本の将棋棋士。田中魁秀九段門下。棋士番号135番。大阪府守口市出身。
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[編集] 人物
- 振り飛車穴熊を得意とし、相手の意表をつく手順で相手を幻惑し、「妖刀」の異名を持つ。
- 第39期王座戦で谷川浩司から王座を奪取した際、当時全盛期であった谷川をもってして「感覚を破壊された」と言わしめたことがある。
- この王座のタイトルは翌年羽生善治に奪われたが、その後羽生は王座のタイトルを15期保持し続けており、福崎は「前王座」を15連覇中とのジョークがある。
- タイトルを奪取した棋士でありながら順位戦では最高でB級1組にとどまっている。勝数規定で九段まで昇段し、Ａ級に在位したことのない九段棋士である。
- 関西本部所属。関西弁での笑いを前面に押し出した解説は人気があり、大盤解説などにもよく登場する。
- 夫人は元女流棋士の兼田睦美。
- 阪田三吉の将棋を全局並べた数少ない棋士の一人である。
[編集] 昇段履歴
- 1978年10月11日 - 四段
- 1980年4月1日 - 五段
- 1981年4月1日 - 六段
- 1982年4月1日 - 七段
- 1990年3月26日 - 八段 （勝数規定）
- 2005年10月28日 - 九段（勝数規定）
[編集] 主な成績
[編集] 獲得タイトル
[編集] 一般棋戦の優勝歴
（2005年4月1日現在）
- 若獅子戦 1回（第3回）
合計 1回
[編集] 将棋大賞
- 第 7回（1979年度） 新人賞・勝率第一位賞
- 第14回（1986年度） 殊勲賞
[編集] 著書
- 『振り飛車穴熊戦法―軽快にバランスよく攻める 将棋必勝シリーズ』 ISBN 4422750844
